『呪イ代行』:上司のいじめに腹を立てバーで泥酔していたOLの里美は、マスターから呪い代行サイトの存在を教えられる。『カエルになった王子様』:冴えないサラリーマンの隆之は、家を訪ねてきた絶世の美女から、突如「呪いがかけられている」と宣告される。『呪いのリスト』:バー「丑の刻」に集まった数名の男女。彼らの前には、呪いの人形と4人の名が記されたメモが置かれていた。
未知の出来事に出会った恐怖と、それを体験する人の心が紡ぎ出すストーリー=怪談。つまり怪談とは、人の側のドラマがあってこそ成立するもの。そんなコンセプトをもとに、全国から収集した恐怖のエピソードを、さまざまなアプローチで展開するオムニバス・ホラー。今回は都心の片隅にひっそりと店を構えるバー“丑の刻”を舞台に、今宵も人間の禍々しい“負の欲望”が渦巻く!
2013年/日本/50分
監督:横山一洋