体調のすぐれない太皇太后に望まれ、慈寧宮に仕えることになったリンロウ。そこで写本を命じた太皇太后の真意は…。

旱ばつ被害地の視察に向かう康熙帝とその一行。容若は、旅先でも仲睦まじい康熙帝とリンロウの姿を見るたびに心の痛みを感じていた。

追い詰められて川に落ちた康熙帝とリンロウ。人気のない暗い洞窟で過ごす時間は、思いがけない安らぎを与えてくれた。

ついにリンロウはすべてを思い出し、愛と憎しみの板挟みになって苦悩していた。康熙帝は何も知らず、急に心を閉ざしたリンロウに…。

リンロウは、その愛を受け入れられないと告げたうえ、辛者庫への配置換えを願い出た。理由を明かさないことに康熙帝は…。

被災地で住民に施しをする康熙帝を、何者かが襲撃した。とっさに身を挺したリンロウの行動で愛を確信し、真意を探る康熙帝だったが…。

康熙帝の周囲で起きた数々の事件への関与を疑われている長慶のため、芸初は逃亡を決意する。待ち合わせの夜。

長慶は、さらわれたリンロウを仲間の呉子墨から奪い返した。リンロウが望む兄妹ふたりのつましく穏やかな暮らしを始めるかのように装うが…。

寵愛を受けたい画珠は太皇太后のもとを訪れ、康熙帝が夜伽を選ばずリンロウと起居を共にしていることを告げ口するが…。

康熙帝の命を狙う長慶の動きに、リンロウは気が安まることがない。そんなリンロウを心配した康熙帝は、ついにリンロウの居所である儲秀宮で…。

記憶を取り戻したことを知った恵妃の命令によって、リンロウに刃を向ける納蘭逸。だが、未遂に終わった。やむなく恵妃は…。

容若の手引きで皇宮を脱出し、人里離れた小さな家に隠れ住むことになったリンロウと長慶。夢見ていた兄妹水入らずの穏やかな暮らしが…。

リンロウを諦めようとしない康熙帝に、大清国の皇帝としての自覚を促して諭そうとする太皇太后。だが、康熙帝の愛は揺るがない…。

死刑を免れ浣衣局で洗濯係の奴婢となった李未央（りびおう）。彼女はタクバツシュンが李長楽（りちょうらく）を娶ることを知って…。

後継者争いでタクバツシュンを排除したタクバツヨは、勢力を伸ばし始めたタクバツカンに対抗して兵権を得ようと画策する。

皇后の衣を下賜された越夫人が急死し、衣に毒針が仕込んであったことが判明。そこで浣衣局に調査が入るが、李未央（りびおう）は…。

李未央（りびおう）は持ち前の機転と巧妙な策で事件の下手人を見つけ出し、太武帝から浣衣局を統括する良使の位を与えられる。

タクバツカンの様々な悪事が明るみになり、激怒した太武帝は彼を庶人に落とし屋敷に軟禁する。結果、後継者争いは…。

柔然（じゅうぜん）の使節団が平城に到着。王子の李敏徳（りびんとく）が焦（しょう）統領、妹の安楽（あんらく）王女とともに…。

李未央（りびおう）を目の敵にする安楽（あんらく）王女が浣衣局で狼藉を働き、タクバツテキとの腕比べに勝った際にも李未央に…。

処刑が3日後に迫った李未央（りびおう）を訪ねたタクバツシュンがすべてを告白する。李未央は彼の本当の気持ちを知り…。

李常茹（りじょうじょ）は子供を産むまで宮中に留め置かれることになり、一連の事件で評価を高めた李未央（りびおう）は…。

軍機所に忍び込んだ李敏徳（りびんとく）はタクバツヨに刺され深手を負うが、命を狙われた李未央（りびおう）を救うため宮中へ。

タクバツヨが李未央（りびおう）との結婚を願い出た結果、太武帝は李未央のせいでタクバツシュンとタクバツヨが対立したと考え…。

李常茹（りじょうじょ）が媚薬を使って李未央（りびおう）を陥れようとしたことが明るみになる。結果、彼女は…。

10日間で宗正（そうせい）を殺した下手人を見つけなければ死罪となる李未央（りびおう）。彼女は彼の屋敷を調べ始めるが…。

かつて陰謀により父に汚名を着せ、その証拠を持っていた宗正（そうせい）を殺した黒幕はタクバツヨと確信したタクバツシュンは…。

李未央（りびおう）とともに宗正（そうせい）の屋敷を再び捜索したタクバツシュンは、父親の無罪を示す証拠を見つけて太武帝に…。

タクバツヨは李（り）家の家族を人質に取って李未央（りびおう）を脅し、太武帝の遺詔を偽証させて皇位を手にする。

タクバツヨはタクバツシュンが自ら毒を口にするかどうか試し、彼が錯乱したと確信。彼を放免すると、婚儀の後に…。