方冷（ファン・ロン）を言いくるめた小七（シャオチー）は、常にそばにいられるようにと、ついにFグループの社員になる。しかし入社の条件として方冷から４つのルールを要求された小七は、近づくことを禁じられ、雑用で階段を上下するばかりと踏んだり蹴ったり。そんな中、ネット上ではFグループの化粧品が誹謗中傷の対象になり、ブランドイメージが急降下していた。的確に指示を出す方冷の姿に、魅力を感じる小七だったが…。

小七（シャオチー）によるライブ配信に方冷（ファン・ロン）が登場。ジムでアドバイスを送る様子に視聴者も好感を抱き始め、配信は大成功。ネット上で話題のカップルとなる。後日、小七のプレゼンテーションを聞いた方冷は、部長陣に研究所設立を提案。ホルモンエキスの発明に向けた第一歩に小七と小布（シャオブ―）は歓喜する。方冷は化粧品部門への予算増額に反対する取締役に謝恩パーティーでの接触と説得を試みるが…。

ハウスクリーニングのスタッフになりすまし、周（ジョウ）取締役の家に潜入する小七（シャオチー）。そこに最後の望みをかけた方冷（ファン・ロン）もやってくる。夫婦は結婚記念日のプレゼントを巡り大ゲンカをしていた。Ｆグループが初めて発売した香水を愛おしそうに見る妻の姿に、方冷は復刻を宣言する。一方、システムが直った小布は星へ信号を送ろうとするが、毎回失敗してしまう。小布（シャオブ―）は何者かの関与を疑う。

酔った小七（シャオチー）にキスされた翌日、小七のことが気になって仕方がない方冷（ファン・ロン）は、前日むしゃぶりついていたフライドチキンの店に小七を誘う。駆け引きすることにした小七はウソをついて断るが、パーティーで知り合った江十一（ジアン・シーイー）と取引先で再会し、十一とフライドチキン店に行くことに。しかし、それを方冷に目撃され、怒りを買ってしまう。後日、方冷の継母からある提案をされる小七だが…。

方烈（ファン・リエ）の極秘帰国が周斯琴（ジョウ・スーチン）にバレてしまい、実家に急行した方冷（ファン・ロン）は父親と口論になる。母親の命日。方冷は例年どおり、思い出の詰まった遊園地に赴いていた。事情を聞いた小七（シャオチー）がやってきて、2人で子どものように遊ぶうちに、方冷の心は徐々に癒やされていく。柴（チャイ）からキスを奪うよう助言された小七は調香室へ向かうが、誤って香水をこぼしてしまい…。

ホルモン入りの香りを嗅いだ方冷（ファン・ロン）は、その魅力的な香りに流され思わず小七（シャオチー）に口づけしてしまう。このキスに特別な意味はないと小七が考える一方で、方冷は顔を触られ赤面するほど小七を意識するようになる。そんなある日、交通事故を伝えるニュース動画にの中に小七の電動バイクが映り込む。すぐさま現場に駆けつけ恋人だと名乗る自分に嘘をつけなくなった方冷は、小七へ告白しようと決意しするが…。

小七（シャオチー）は元カノではなく、隣家の主の娘でもなかった。事実を突きつけられた方冷（ファン・ロン）は小七に対する態度を一変させ、ウソつきだと罵る。小七は宿泊先まで押しかけ許しを請おうとするが、方冷は取りつく島もない。手ごわいことで知られるワン社との新規提携を小七に命じ、翌日中に契約できなければ解雇すると告げる。持ち前の根性で準備を進め、交渉の場に赴く小七は、最終手段として本音を語りだす。

ホルモン香水の開発資金が足りないことを知った小七（シャオチー）は、方冷（ファン・ロン）にさまざまな調達法を提案するが、どれもとんちんかんで余計に怒りを買ってしまう。そんな折、小七は江十一（ジアン・シーイー）から経営者が集まるパーティーに誘われる。科研部への出資を引き出せれば方冷に許してもらえると考えた小七はプレゼン資料を作成して会場に向かうが、２人の親しげな様子を見た方冷に再びクビを宣告される。

退職し、抜け殻状態で店を手伝う小七（シャオチー）に、江十一（ジアン・シーイー）は“キャンディ・ショー”のチケットをプレゼント。夢のような世界に小七は大喜びする。一方、ＳＮＳでそれを知った方冷（ファン・ロン）は広告の撮影地をショー会場に変更、陳夢菲（チェン・モンフェイ）と乗り込んで小七と十一を挑発する。カメラマンの提案で仕方なくモデルとなった小七と十一。４人は相手への敵意をむき出しにしながら撮影を進める。

方冷（ファン・ロン）と陳夢菲（チェン・モンフェイ）の仲を勘違いし、嫉妬心でいっぱいになる小七（シャオチー）。同じ日、ＵＳＢに記録されていた提案書を通じて小七の科研部への思いを知った方冷は、会社に戻ってもらうべくさまざまな策を講じる。陳夢菲との仲に対する誤解は解けたものの、方冷のプレゼント攻撃や押しつけがましい態度に辟易する小七。張（ジャン）医師は、総裁という鎧を脱ぎ捨て小七にわびるよう方冷を諭す。

Ｆグループに復帰した小七（シャオチー）は科研部員の作ったホルモン香水のサンプルをテイスティングするが、自身の理想とは程遠い。突破口を見いだすべく、方冷（ファン・ロン）、方烈（ファン・リエ）、小布（シャオブ―）と共にホルモンエキスの研究者を訪ねる小七だが、到着早々に偏屈な研究者から門前払いを食らってしまう。しかし、庭先で枯れかけたランの花を見つけた小七は、それが研究者の妻の形見であることを思い出し…。

やっと想いが通じ合った（シャオチー）と方冷（ファン・ロン）。会社でも愛情を隠せず、社員公認の仲になる。ホルモンエキス抽出のノウハウを得た方冷は、数組のカップルを集めたホルモン採取の実験を決めるが、よりよい効果を得るため被験者は当日まで相手に会うことを禁じられてしまう。小七のことが恋しい方冷はメールを送るが小七は方冷のアカウントを削除しミルクティー店での寝泊まりを決断。深夜、店に向かった方冷は…。

指輪のホルモン量が100％に到達。本来ならば任務完了のはずだが、もっと方冷（ファン・ロン）と一緒にいたい小七（シャオチー）は集まったホルモンを収集器に転送する。エキスは無事に完成するのだが、科研部に謎の侵入者が現れエキスが無残な状態に。さらに、社員証が落ちていたことから小七が犯人だと疑われてしまう。一方、カメになってしまう原因を突き止められない小布（シャオブ―）は、これが恋かもしれないことを知る。

システムにハート型のソフトが出現して以来、人間の姿になかなか戻らなくなった小布（シャオブ―）は、方烈（ファン・リエ）を避け続けていた。一方、星に戻っても方冷（ファン・ロン）たちと連絡を取り合いたいと考えた小七（シャオチー）は、地球の食べ物などを大量に仕入れることに。そんな中、方冷が小七のメモ帳に別れのプレゼントリストがあるのを発見。ショックを受けたうえに雨も降り始め交通事故を起こしてしまう。

小七（シャオチー）を忘れたと言い張る方冷（ファン・ロン）だったが、どこか様子がおかしい。真実を探るため方冷をプールへ誘い出した小七は、意を決して飛び込むものの、案の定溺れてしまい方冷に助けられることに。その後、張（ジャン）医師から方冷の本当の病状を知らされた小七は、回復のキーパーソンだという方冷の父親を訪ねる。最初は門前払いされたものの、方冷への想いを知った父親からある映像を提供してもらい…。

任務を遂行しても地球に残ると決めた小七（シャオチー）は、永遠に一緒にいると方冷（ファン・ロン）に告げる。ところが、方冷の失脚をもくろむ周斯琴（ジョウ・スーチン）姉弟は雨が降る日に取締役会を設定。参加者の前で健忘症だということが露呈するように、取引先の女性社長を紹介するよう方冷に詰め寄る。そんな中、ホルモン香水が完成する。小七は江十一（ジアン・シーイー）にホルモンエキスを渡すのだが…。

江十一（ジアン・シーイー）から呼び出された方冷（ファン・ロン）は、小七（シャオチー）が宇宙人であり、自分に近づいたのも任務のためだと知り、ショックを受ける。一方、小布（シャオブ―）から別れを切り出され絶望の毎日を送っていた方烈（ファン・リエ）にある報が入る。小七と方冷に連れられアートコンペ会場にやってきた小布は、方烈が入選したと思い会場を回るが、方烈の作品はない。目に涙をため自分を責める小布だが…。

ラブラブモード全開の小七（シャオチー）と方冷（ファン・ロン）、小布（シャオブ―）と方烈（ファン・リエ）、そして柴（チャイ）と張（ジャン）医師。初めて一緒に過ごす七夕を祝うため高級レストランを予約した方冷は小七の到着を待つが、小七は一向に現れない。小七は江十一（ジアン・シーイー）に捕らえられ、結界を張った部屋に監禁されていたのだ。十一の関与を疑った方冷は、小布、方烈と共に十一の部屋に押しかける。

小七（シャオチー）を連れ戻した江十一（ジアン・シーイー）は、幼少期の思い出を語って星への帰還を説得しようとするがうまくいかない。小布（シャオブ―）からのハッキング行為もあり追い詰められた十一は、方冷（ファン・ロン）のホルモンに惑わされているだけだと小七に悟らせるため、自らホルモンエキスを吸収することに。ホルモンの影響で体が弱ってしまった十一だが、それでも考えを変えない小七。十一は最後手段を施す。

小七（シャオチー）に冷たくあしらわれた方冷（ファン・ロン）は、かつて自分がされたように手を替え品を替え小七につきまとうが、小七はつれないまま。エキスを入手できなければケプトン星に帰れないと気づいた方冷は、ホルモンエキスを再製造する代わりに小七をＦグループに出勤させろと江十一（ジアン・シーイー）に交換条件を出す。十一は致し方なく承諾し、小七は出社するが、方冷にのらりくらりとかわされ焦りを募らせる。

小七（シャオチー）の誕生日。部屋中の星に感動する小七だったが、方冷（ファン・ロン）からの誘いのメールが気になり、すでに帰宅したと思いながらも指定の店へ行ってみる。そこには雨でずぶ濡れになった方冷がいた。バラの花束や歌に心が動くことはなかったものの、倒れ込んだ方冷に責任感じた小七は、ひと晩看病することに。一方、方冷の存在を脅威に感じた江十一（ジアン・シーイー）は、方冷を廃倉庫に呼び出すのだが…。

方冷（ファン・ロン）との過去を思い出した小七（シャオチー）。会長夫妻に挨拶するため、小布（シャオブ―）カップルと共に方家を訪れる。しかし柴（チャイ）さんの予想とは異なり周斯琴（ジョウ・スーチン）に邪険にされた小布は、超能力を使って機嫌を取ることに。一方、Ｆグループではホルモン香水の量産に成功、小七も一層張り切るが、体調が徐々に悪くなっていることに気づく。静養を終えた十一が明かしたその理由とは…。

余命わずかだと知った小七（シャオチー）は多くの思い出を作るべく、自分とやりたいことをリストアップするよう方冷（ファン・ロン）に依頼する。楽しいひとときを過ごす２人だったが小七はついにダウン。方冷は、小七の生命力を高められる成分がホルモンエキスに含まれていることを江十一（ジアン・シーイー）から聞き、徹夜で作業を進める。生存剤開発は２度目の挑戦で見事成功。旅行先の湿地公園で小七を待っていたのは…。

プロポーズは方冷（ファン・ロン）なりの別れの儀式だった。宇宙船の中で目覚めた小七（シャオチー）は何度も脱出を試みるものの、さまざまな装置に遮られる。そんな小七に対し、方冷から預かった手紙と好物のチキンなどを渡す江十一（ジアン・シーイー）。手紙には今までの思いや後悔、さらには自分の感情より小七の命を優先した決意がつづられていた。大粒の涙を流す小七、しかし、心打たれたのは小七だけではなかった。

新作の香水発表会で一生独身を貫くと宣言した方冷（ファン・ロン）。周斯琴（ジョウ・スーチン）に見合いをセッティングされても気が進まず、香水開発部の新入部員選考会議に出席する。候補者3人のうち独創的な香水を制作したのは実習生で、この日は見合いで欠勤しているという。方冷はその実習生が小七（シャオチー）だと確信し自身の見合い会場へ急行するが、相手はすでに帰ったあとだった。果たして方冷と小七の愛の行方は……。

婿に逃げられた登登は腹いせに町の駕籠店を襲う。店主を名乗る陸炎に一目惚れした登登は、彼を拉致して青泉砦に連れ帰ることに。彼を側室として自分の婿にしようとする登登。一方、陸炎は最初は不本意だったが、雲羲の手がかりとなる匕首の紋章を砦内で見かけ、また登登の父親が尋猟師（じんりょうし）だと知り、青泉砦に残って探りを入れることにする。

育ての親の呂二（リュー・アル）の心配をよそに、登登は陸炎との結婚を進める。一方、陸炎の配下であるアーシンも砦に入り内情を探る。アーシンは登登が３歳の頃に奇病を患ったものの、黄金に輝く神鳥の肉を食べたことで治ったと聞く。登登の中に雲羲の魂魄が残っていると確信した陸炎たちは、登登を砦から連れ出し、その魂魄を取り出そうと試みるが…。

青泉砦内で一部の反対があるも、登登と陸炎の婚儀は18の砦の親分たちも招き、盛大に行われようとしていた。幼い頃から登登に惚れている南風砦の頭目・顧北西（グー・ベイシー）は、花婿を襲って婚儀をぶち壊そうと考えて出席する。そんな中、登登の手下である彭大海（ポン・ダーハイ）は花嫁の付き添い人となるため、酒を飲むと女性に変身するという秘密を登登に打ち明ける。

砦の親分たちは婚儀で陸炎を侮辱する言動を繰り返すが、登登は陸炎をかばい、次第に彼に対し寛容になっていく。婚儀では記念撮影も行われ、大いに盛り上がる。一方、物置に閉じ込められた顧北西は犬の助けで何とか脱出する。顧北西は陸炎が普通の人間ではないことを感じ取っていた。そんな中、親分たちに異変が起こる。

花嫁衣装から邪気が出ていたため、異変の原因は布にあると考えた陸炎。登登は既に毒に侵され、老化が始まっていた。陸炎たちは衣装を手がけた布（ブー）店主が怪しいとにらみ、彼を訪ねようと出かける。陸炎を疑う顧北西も無理やりついてくるが、彼の狙いは陸炎を打ち負かすことだった。一行は布店主の新作発表会に行くが、そこでは…。