小七（シャオチー）の誕生日。部屋中の星に感動する小七だったが、方冷（ファン・ロン）からの誘いのメールが気になり、すでに帰宅したと思いながらも指定の店へ行ってみる。そこには雨でずぶ濡れになった方冷がいた。バラの花束や歌に心が動くことはなかったものの、倒れ込んだ方冷に責任感じた小七は、ひと晩看病することに。一方、方冷の存在を脅威に感じた江十一（ジアン・シーイー）は、方冷を廃倉庫に呼び出すのだが…。

方冷（ファン・ロン）との過去を思い出した小七（シャオチー）。会長夫妻に挨拶するため、小布（シャオブ―）カップルと共に方家を訪れる。しかし柴（チャイ）さんの予想とは異なり周斯琴（ジョウ・スーチン）に邪険にされた小布は、超能力を使って機嫌を取ることに。一方、Ｆグループではホルモン香水の量産に成功、小七も一層張り切るが、体調が徐々に悪くなっていることに気づく。静養を終えた十一が明かしたその理由とは…。

余命わずかだと知った小七（シャオチー）は多くの思い出を作るべく、自分とやりたいことをリストアップするよう方冷（ファン・ロン）に依頼する。楽しいひとときを過ごす２人だったが小七はついにダウン。方冷は、小七の生命力を高められる成分がホルモンエキスに含まれていることを江十一（ジアン・シーイー）から聞き、徹夜で作業を進める。生存剤開発は２度目の挑戦で見事成功。旅行先の湿地公園で小七を待っていたのは…。

プロポーズは方冷（ファン・ロン）なりの別れの儀式だった。宇宙船の中で目覚めた小七（シャオチー）は何度も脱出を試みるものの、さまざまな装置に遮られる。そんな小七に対し、方冷から預かった手紙と好物のチキンなどを渡す江十一（ジアン・シーイー）。手紙には今までの思いや後悔、さらには自分の感情より小七の命を優先した決意がつづられていた。大粒の涙を流す小七、しかし、心打たれたのは小七だけではなかった。

新作の香水発表会で一生独身を貫くと宣言した方冷（ファン・ロン）。周斯琴（ジョウ・スーチン）に見合いをセッティングされても気が進まず、香水開発部の新入部員選考会議に出席する。候補者3人のうち独創的な香水を制作したのは実習生で、この日は見合いで欠勤しているという。方冷はその実習生が小七（シャオチー）だと確信し自身の見合い会場へ急行するが、相手はすでに帰ったあとだった。果たして方冷と小七の愛の行方は……。

義賊の女頭目・于登登（ユー・ドンドン）は、年頃の娘らしからぬ豪快な性格。貧乏暮らしの仲間たちを養うため、後ろ暗い商売をしている豪商を脅し、その箱入り息子を無理やり婿に迎えることに。一方、３千年の時を経て復活した古蜀の王子・陸炎（ルー・イエン）は、かつて愛し合った霊族の聖女・雲羲（ユンシー）が既に転生したことを察し、その行方を追っていた。

婿に逃げられた登登は腹いせに町の駕籠店を襲う。店主を名乗る陸炎に一目惚れした登登は、彼を拉致して青泉砦に連れ帰ることに。彼を側室として自分の婿にしようとする登登。一方、陸炎は最初は不本意だったが、雲羲の手がかりとなる匕首の紋章を砦内で見かけ、また登登の父親が尋猟師（じんりょうし）だと知り、青泉砦に残って探りを入れることにする。

育ての親の呂二（リュー・アル）の心配をよそに、登登は陸炎との結婚を進める。一方、陸炎の配下であるアーシンも砦に入り内情を探る。アーシンは登登が３歳の頃に奇病を患ったものの、黄金に輝く神鳥の肉を食べたことで治ったと聞く。登登の中に雲羲の魂魄が残っていると確信した陸炎たちは、登登を砦から連れ出し、その魂魄を取り出そうと試みるが…。

青泉砦内で一部の反対があるも、登登と陸炎の婚儀は18の砦の親分たちも招き、盛大に行われようとしていた。幼い頃から登登に惚れている南風砦の頭目・顧北西（グー・ベイシー）は、花婿を襲って婚儀をぶち壊そうと考えて出席する。そんな中、登登の手下である彭大海（ポン・ダーハイ）は花嫁の付き添い人となるため、酒を飲むと女性に変身するという秘密を登登に打ち明ける。

砦の親分たちは婚儀で陸炎を侮辱する言動を繰り返すが、登登は陸炎をかばい、次第に彼に対し寛容になっていく。婚儀では記念撮影も行われ、大いに盛り上がる。一方、物置に閉じ込められた顧北西は犬の助けで何とか脱出する。顧北西は陸炎が普通の人間ではないことを感じ取っていた。そんな中、親分たちに異変が起こる。

花嫁衣装から邪気が出ていたため、異変の原因は布にあると考えた陸炎。登登は既に毒に侵され、老化が始まっていた。陸炎たちは衣装を手がけた布（ブー）店主が怪しいとにらみ、彼を訪ねようと出かける。陸炎を疑う顧北西も無理やりついてくるが、彼の狙いは陸炎を打ち負かすことだった。一行は布店主の新作発表会に行くが、そこでは…。

３千年前に死んだはずの霊族の首領・誅戎（ジューロン）は、陸炎から元丹を奪還するため、霊力を吸収して生きていた。毒による老化が進み弱っていく登登は、陸炎に青泉砦の後事を託そうとするが、生き延びろと励まされる。しかし陸炎が不在の時、登登は顧北西の体を乗っ取った霊族に襲われる。自らの血を使い応戦する登登だったが…。

満月の夜、陸炎は登登の体から魂魄を取り出そうとするが、術の途中で、登登は自らの血で法陣を破ってしまう。陸炎の目的が自分を殺すことだと思った登登は、怒りと悲しみで部屋に籠もり食事も取らなくなる。一方、陸炎たちは、かつて雲羲も法陣を破る力を持っていたことから、登登こそが雲羲の生まれ変わりではないかと期待を持ち始める。

傷ついた登登は気晴らしに町に出て陸炎の私物を売ったり、顧北西と茶館で過ごしたりしていた。芝居一座の若い役者をはべらせて、酒や余興に興じる登登。一方、陸炎は登登が雲羲の生まれ変わりかを確認するため古書「千年真題」を調べるが、下巻がないので肝心の確認方法が分からない。登登らは町からの帰り、霊蝶の幻術に襲われる。

陸炎の優しさにどうしても心が揺れる登登。そんな中、父・ユー・タンズーが失踪したため、手がかりのある鶯都へ大海と共に向かうことに。顧北西も偶然を装い無理やり合流する。途中、登登に恨みのある炎火砦は一行を襲おうとするが、事前に陰から守っている陸炎らに成敗され、逆に登登一行を世話するよう陸炎に強いられる。

３千年前の炎将軍こと陸炎の話を霊族の男から聞き、登登は自分が幼い頃に食べた神鳥こそが、陸炎の愛した聖女・雲羲の化身だと思い至る。雲羲の魂魄を取り出すために陸炎は自分を殺す気だと思った登登は、怖くなり逃げ出す。一行は森で客引きの女から夜は危険だと言われ、その旅館での１泊を決める。そこに陸炎らもやってきて…。

眠りから覚めない客を覚醒させる薬を手に入れるため、一行は陸炎と共に霊族が暮らす異空間の町へと入る。しかし実際は、陸炎は「千年真題」の下巻を、登登たちはユー・タンズーを捜すのが本当の目的だった。だがユー・タンズーが残した暗号から、既にユー・タンズーがこの町を出たことが分かる。そんな中、登登は人族だとバレてしまい霊族から襲われ…。

シャンの事が再捜査となり、リン・ジーとシアは2人の不倫関係の写真が残るシャンの携帯をズーシンが解読したのではと疑う。しかし、ズーシンから財政難に陥る新Ｅ暢想映像社に投資とリーリー獲得の援助の申し入れがあり、リン・ジーはズーシンを頼ることにする。その頃、ジーはユー・ジアオを無事連れ帰り、ユー・ションたちと会わせるが…。

ユー・ジアオとユー・ションが宇宙人だと気付いてしまったジーは、人類ではない彼とズーシンの交際を強く反対する。一方ズーシンが、リン・ジーの信頼する部下のワン・ヨウミンの婚約者であるリー・シンイーに近づく様子を疑っていたシアは、彼女がシンアルの従兄弟のアン・ティエンミンにシャンの携帯の解除を依頼した証拠をつかみ…。

シアの妊娠が分かり、リン・ジーはシャンの事件がこれ以上探られないよう更に神経を尖らせる。そしてシンイーを解雇した件でワン・ヨウミンを気遣うふりをしながら、事件の真相を知る彼に協力を求めるのだった。その頃、ヨウミンの説得を受け入れたシンイーは、リン・ジーの指示通り招城に移ることを決め、ズーシンへの協力を断ることにする。

リー・ニンが病で亡くなり、遺産の8割がズーシンへ譲渡される遺言状を見た華凝映像社取締役のイエ・ランは、母のイエ・ファンと共に、家族同然に長年リー・ニンの世話をしてきたのにひどい仕打ちだと激怒する。そしてリン・ジーの誘いを受けて、新Ｅ暢想映像社の副社長に就任し、ズーシンがシンアルだと知ったリン・ジーは…。

ズーシンはシンイーを案じ、彼女の母親の医療費の援助を続けるが、ヨウミンはズーシンがこれ以上シンイーに近づかないよう彼女を遠ざけようとする。その頃、ユー・ジアオはジーに、自分が姫である記憶を取り戻していること、そして他の水資源がある惑星に数日内に旅立たねばならないことを告げる。決断の時が迫るユー・ションは…。

シンイーの母が亡くなり、ヨウミンは妊娠しているシンイーと結婚し、故郷で静かに暮らすことを決め、リン・ジーに辞職を申し出る。そしてその場で、自分が隠し持っていたリン・ジーがチャン社長を殺害する動画を削除して見せ、彼への最後の忠誠を示した。しかしリン・ジーにはそれが脅威となり、ヨウミンを殺害しようと動き出すのだった。

ヨウミンとシンイーが生きていたことを知ったリン・ジーは、ズーシンに動画を渡すためにシャンの船にやってきたシンイーを待ち伏せ、USBを無理やり奪おうとする。そこに駆け付けたズーシンとユー・ションが助けようとするが、はずみでユー・ションが刺され、海に落ちていくユー・ションを助けるためにズーシンも海に飛び込む。

最後に利汰村を訪れたユー・ジアオは、思いがけずジーと再会する。ジーはユー・ジアオをきちんと見送りたいと言い、彼女の大好きだった思い出のキャンディーを手渡すのだった。その頃、華凝映像社はユー・ションが主演を務めたドラマが大好評となっており、ユー・ションは一躍人気スターに。一方、殺人の罪で逮捕されたリン・ジーは…。

阿席熙（アシヒ）はきんほとちんおうを両江総督府に招き、補償金の件には関わるなと忠告する。味方であるはずの徐乾学（じょけんがく）も阿席熙に取り込まれ、度重なる妨害にちんおうは憤る。そんな最中、高士奇（こうしき）が両江を訪れる。警戒した阿席熙は腹心に命じ、銀庫に不足する額を民間から借り、しのごうと画策する。

高士奇（こうしき）が康熙帝に両江の報告をするが、円満な解決だけではなく巧みな話術で喜ばす。帰り際、索額図（ソンゴトゥ）に誘われて向かった先には、阿席熙（アシヒ）からの感謝として立派な邸宅が待っていた。その後、きんほの元を訪れた高士奇は、康熙帝の訪問とともに康熙帝が大物と告げる意外な人物を紹介する。

医学書にまで精通する博識と思われていた高士奇（こうしき）だが、康熙帝に負けまいと先回りして、陛下が読む書物を熟読する努力家だった。そんな時、突然の吉報に夜の静寂が破られる。三藩が平定され、陛下は歓喜し、臣下をすべて招き、祝宴を催すという。それを聞いた太皇太后は康熙帝が即位した頃を振り返り、感慨に浸るのだが…。

北京に着いたちんおうは、町で刃物を持った蒙古人から子供を助ける。連行された蒙古人と面会した康熙帝は、北西をなだめる国策を明確にすると同時に、台湾を攻める決心を固める。康熙帝の御意をくみ取った高士奇（こうしき）は、ちんおうらに釘を刺すが…。一方、きんほが２０台の車に乗せた献上品と共に参上すると、北京中にある噂が広がる。

康熙帝の誕生日の祝賀に集まった大臣らが献上品を披露する。きんほらによる献上品に感銘を受けた康熙帝は、ある決意をする。その後、この日のために芝居の稽古に励んできた康熙帝は、高士奇（こうしき）と共演し、太皇太后たちに志を表明。大清初の水軍の将軍に任命された施琅（しろう）は、台湾攻略の動機について誓いを立てる。