林真児（りんしんじ）はとしゆうとぼようせんげつの結婚をアシストしようと恋心を封印。一方、林真児に誤解されたくないとしゆうはぼようせんげつを避けるためトンデモ作戦を展開。ところが、かえってぼようせんげつはとしゆうと結婚する気満々に！　しかも、ちょせい王からも彼女との結婚を迫られたとしゆうは林真児を連れて見知らぬ土地に逃げようとするが…。

ぼようせんげつとの結婚を拒否したとしゆうは林真児（りんしんじ）と一緒に左遷先の王陵へ！　王が用意してくれた非常食をとしゆうが忘れてきてしまい、仕方なく自給自足ライフを始める。最初は慣れない田舎暮らしに四苦八苦するが、少しずつだが２人だけの時間を楽しみ始める。一方、王宮ではぼようせんげつの婿選びが始まり、国中から候補者が押し寄せてくるのだが…。

林真児（りんしんじ）が何者かに毒を盛られて絶体絶命に！　そんな彼女を救うため鬼冢花が必要になったとしゆうは、ぼようせんげつの婿選びの会場へ行くと、危険を冒して鬼冢花をゲットする。それで林真児の命は助かるが、彼はぼようせんげつの婿になることに!? 一方、としがとさいけんは沈戴夫（しんたいふ）の情報をもとに林真児に毒を盛った犯人を突き止めようとして…。

としゆうと都に戻った林真児（りんしんじ）は再びミッションクリアのため頑張ることに！　さっそくちょせい王の寵妃・黄（こう）貴妃に後ろ盾になってもらおうと挨拶に行くが、虫も殺さぬ顔をして残酷な悪役だった彼女にビビって逃げ出す。さらに、としゆうとぼようせんげつの結婚がダメになったのは林真児のせいだと怒り心頭の長公主が嫌がらせをしてきて…。

真夜中の王宮に出るという噂の“数え幽霊”に出くわした林真児。（りんしんじ）ところが、その幽霊の正体は冷宮に住む安（あん）昭儀だった！　こうして思いがけず冷宮を農場にして暮らしている安昭儀と親しくなった林真児は、彼女がちょせい王の寵愛を取り戻せるようにバックアップしようと計画。町でナンパの達人・尹天善（いんてんぜん）をスカウトしてきて…!?

安（あん）昭儀が7日間でちょせい王の寵愛を取り戻すという尹天善（いんてんぜん）の計画は、いざ実行してみると計画通りに行かなかったものの、安昭儀は見事、安（あん）貴妃に封じられる。これに林真児（りんしんじ）は大喜びするが、としゆうは尹天善が気に食わず、彼と林真児が急接近したことにモヤモヤ。しかも、林真児の部屋から尹天善とペアになる令牌を見つけて…!?

安（あん）貴妃の命が狙われとしゆうと事件捜査に乗り出した林真児（りんしんじ）は残された手がかりから、ある人物が犯人だと思うが、それを証明するには自白が必要だと考える。そこでウソ発見器を作ろうと思いつく。ところが、沈戴夫（しんたいふ）に作ってもらったものはなんだか性能がイマイチ。それでも林真児はある秘策を胸に、冬至の宴でウソ発見器をお披露目して…。

ちょせい王を襲った刺客の正体は林真児（りんしんじ）の亡き父の忠実な部下だったという尹天善（いんてんぜん）だった。そもそも林真児は将軍だった父親の復讐を誓ってとしゆうに嫁いだという設定だったのだ！林真児は尹天善を説得して逃がそうとするがとしゆうに見つかってしまう。たとえ、カタキでもあなたへの愛はホンモノだととしゆうに訴える林真児だったが…。

としせいに追われて崖に追い詰められたとしゆうと林真児（りんしんじ）はこの最悪の状況を最後のライフを使ってリセットする。そしてとしゆうが林真児の無実を証明しようとするが、ちょせい王は林真児を王妃から女官へ降格させてしまう。新たに始まった女官生活だったが、王子の寵愛を受けていたことを理由に先輩の女官たちからイジメられる林真児だった…。

としゆうに現実の記憶が戻ったことを伝えられた林真児（りんしんじ）は彼とこっそりデートしてゴキゲンに。しかも、としゆうの根回しで裁縫房に移ることができて仕事がラクになる。一方、ぼようせんげつは林真児への復讐をあきらめていなかった！　すっかりダークサイドに落ちた彼女はちょせい王を誘惑して月（げつ）貴妃としてカムバック。林真児を自分の侍女にして嫌がらせを始め…。

月（げつ）貴妃はとしせいに急接近し、彼を太子に推薦するかわりに林真児（りんしんじ）の暗殺計画を持ちかける。一方、としががげん日国の王子・李長秀（りちょうしゅう）と政略結婚することに。そこでやっととしがが好きだと自覚したさいけんはげん日国に旅立った彼女を追いかける。そんな中、としゆうと林真児は狩りの行事に参加するため郊外へ…。

狩りの合間にデートを楽しむとしゆうと林真児（りんしんじ）。そこに林真児を狙う刺客が現れる。その危機からなんとか逃れた2人はとしせいが隠す出生の秘密を利用して反撃を計画。ちょせい王の本当の息子でないことがバレるのを恐れたとしせいはちょせい王と月（げつ）貴妃を捕らえちょせい国を我がものにしようとしていた…。しかし、そこへ兵を率いたとしゆうと林真児が現れて…。

毒ガスを撒いてとしゆうたちの反撃をかわしたとしせい。彼は捕らえたとしゆうの前で林真児（りんしんじ）を殺そうと剣を振り上げる。そこにカッコよく現れたのがとしが。仲間を引き連れて助けに駆けつけた彼女はさいけんと力を合わせてとしせいと戦う。こうして見事に形勢逆転したとしゆうと林真児たち。実は全ては彼らの計画通りだった…!?

体調を崩したちょせい王がとしゆうに王位を継がせると発表。林真児（りんしんじ）もとしゆうも49日後の“即位の儀”を終えたらゲームをクリアできて現実世界に戻れると大喜び。その前にとしがとさいけんの2人をくっつけようとお節介を焼くことにする。ところが、現実世界では今回の不祥事を隠すためゲームを強制終了しようとする人物がいた…！

ゲームの強制終了ボタンが押されたことを知った林真児（りんしんじ）はとしゆうに結婚式を挙げたいとお願いして2人だけでお酒を酌み交わす…。何も知らないとしゆうは林真児のために最高の結婚式を友人たちと準備していた。残された24時間以内にゲームをクリアして現実世界に戻るにはたった一つの方法しかない！そして、祝福に訪れた友人たちが見守る中、二人の結婚式が始まった…。

トゥー・スーイーはゲームの世界に囚われたままの林錚錚（リン・ジェンジェン）を救い出すためにゲームを再起動してもらい武芸者キャラで最終ステージに向かう。そこで出会った林錚錚は現実世界の記憶もゲームの世界での記憶もなくしていた…。自分のことを誰も知らない世界でとしがやさいけんを捜し出して仲間にしたトゥー・スーイーは再びとしせいと対決して…。

早食い競争の動画を配信中だった楊小小（よう・しょうしょう）は、ドーナツをのどに詰まらせて意識を失った。目を覚ますと、そこは唐代の都・長安――小小の魂は、元婉児（げん・えんじ）という女性の体に入り込んでしまったのだ。そんな、“ドラマでよくある展開”に、小小＝婉児は心を躍らせるものの、婉児の許婚だという青年・白一鳴（はく・いちめい）が「カネを返せ」と怒鳴り込んできて…。

元婉児（げん・えんじ）は白一鳴（はく・いちめい）の声でたたき起こされた。頼んだ仕事も終わらせず、婉児が外で男と酒を飲んでいたと知った一鳴は、彼女を責め立て、いつものように借金返済についての口論へ発展。そこに、物乞いと間違えられて婉児の父に捕らえられていた銭多宝（せん・たほう）が、突如割って入る。婉児に恩のある多宝は「借金は僕が返す」と宣言するのだが…。

必勝坊で出し物を披露することにより、一夜にして250両の売り上げを立てた元婉児（げん・えんじ）。しかし、自ら踊り手に回ると、人手が足りないという根本的な問題に気づき、急遽店員の募集をかけることに。だが、集まった面々は、どれも癖のある者ばかり。人材集めに苦戦するなか、白一鳴（はく・いちめい）と街を歩いていた婉児は、ケンカ騒ぎの仲裁に入る。それが思わぬ出会いを招き…。

元婉児（げん・えんじ）は、姉の絡奴（らくど）が経営する酔宵居へ出向いていた。「「うちは出し物をやめるから、姉さんは値引きをやめて」――意外な婉児の提案に、怪訝な表情をする絡奴。しかし婉児が、今の状況はどちらにも得がなく、共倒れを避けて公平な競争をすべきと説くと、絡奴もすんなりその提案をのむのだった。それもそのはず、彼女はすでに妹の営む必勝坊の欠点を見抜いており…。

黒装束を着た白一鳴（はく・いちめい）と元婉児（げん・えんじ）。一鳴が彼女を連れ、向かった先は左教坊。密かにてい・ろの身辺を調べていた一鳴は、ある取引が行われるという情報を得て、その現場を訪れたのだ。しかし、ふざける婉児の相手をしたせいで時間に遅れ、彼は好機を逃してしまったのだった。そんななか、婉児は風変わりな料理の依頼を持ちかけられ…。

てい・ろから酒造法の書かれた紙を握らされた元婉児（げん・えんじ）は、その現場を運悪く絡奴（らくど）に目撃されてしまった。夫に色目を使い、門外不出の情報まで手に入れようとした――あらぬ疑いをかけられ、絡奴に追い回される婉児。袋小路へと入り込んでしまった婉児は、絶体絶命のところを白一鳴（はく・いちめい）に救出されたのだが、その後、彼女は気を失い…。

ひっそりと長安を去ろうとするてい・ろを白一鳴（はく・いちめい）が引き止めた。「ただ答えが知りたい」と、事のいきさつを尋ねる一鳴。するとてい・ろは、塩の販売許可証を求めたのは、妻である元絡奴（げん・らくど）に実力を認めてもらうためで、屋敷を用意したのも妻に害が及ばぬよう曹（そう）王に取り計らってもらうためだと告白したのだった。物陰でその言葉を聞いていた絡奴は…。

獄中での意外な男との再会により、濡れ衣を晴らし、無事に牢から出ることができた元婉児（げん・えんじ）。長安を離れる予定だったが、婉児救出のため舞い戻った白一鳴（はく・いちめい）は、彼女の乗る馬車を静かに見送るしかなかった。一方、彼女が助かったことを知らない銭多宝（せん・たほう）は、無謀にも牢獄への突入を試みて、痛い目に遭っていた。果たして婉児と３人の男たちの運命は…。

ある晩、女性が地下鉄のホームで何者かに線路へ突き落とされる事件が発生する。だが背後には誰もおらず、彼女は突き落とされる前に念仏を唱える声が聞こえたという。同じ頃、高層マンションで女性が飛び降り自殺をする。彼女もまた生前、念仏を唱える声が聞こえていた。この奇怪な事件を唐仁に代わり林黙が、刑事であるサーシャと共に捜査することに。２人が飛び降り自殺をした女性の自宅を訪ねると、そこにはある意外な物が…。

阿温と阿水と高校の同級生で親友である迪楠も、奇怪な出来事に遭遇していた。ある朝 目覚めると、なぜか天井に自分の手形がついていたのだ。そして彼女もまた念仏を唱える声を聞いていた。さらに彼女たちのもう１人の親友である査雅の身にも奇怪な出来事が起こり、精神的に衰弱して入院していた。この親友４人の証言にはある共通点があることに気づいたサーシャは阿温と迪楠にそのことを告げる。すると阿温が重い口を開き…。

警察による事件の捜査は打ち切りとなってしまうが、納得のいかない林黙は独自に調査を続けていた。そんな中、阿水の葬儀が執り行われ、彼女の夫 秦俊が襲われそうになる。襲ったのは彼女たちと同じ高校に通っていた裴善だった。裴善が事件の鍵を握っていると踏んだ林黙は、サーシャと共に彼の部屋にこっそり忍び込み、高校時代の写真の他に卒業時にみんなから送られたサイン帳を発見する。そこにはある物が挟まれており…。

調査を続ける中、サーシャのもとに迪楠の訃報が舞い込んできた。マンションの転落現場に居合わせた阿温は、迪楠も死の前日に念仏を聞き、何者かに憑依されたように自分に襲いかかってきたと話す。彼女の首には確かに絞められたような赤いあざがあった。同じ頃、査雅も急きょ退院し、シンガポールへと飛び立つ。すべてのトリックを解いた林黙は真犯人を捕らえる鍵となる証拠にたどり着くが、真犯人の姿はすでに空港にあった…。

時は林黙の転職前にさかのぼる。林黙は当時、高校教師の傍ら、師匠を殺した犯罪組織の長であるスマイルの行方を追うために、犯罪現場の“浄化”を行っていた。そんなある夜、彼は偽装中の他殺体から２種類のタバコのにおいをかぎ取り、１つは犯人が残したものだと考える。翌日、その遺体は副局長候補の度郎らにより自殺と認定されるが、着任したてのサーシャは疑念を抱いていた。そんな中、林黙のクラスに転校生が現れ…。

サーシャは坤塔の殺害現場から逃走した人物が林黙であることを特定し、ウェン・ソンと共にアイビーの店を訪ねるも、林黙とは面識がないと言われてしまう。しかしサーシャたちが訪れる前に林黙は店に来ていた。警察から写真を見せられたことで林黙が夫を殺した犯人だと思い込んだアイビーは林黙を呼び出し問い詰める。だが、そこへ客が店にやってきて…。一方、アイビーには何かあると踏んだサーシャはウェン・ソンに彼女の資料を探すよう頼むのだった。