ピルは一緒にタイムスリップしたスジンを連れて海へ向かい、叔父のペンションに宿泊する。翌朝、これまでの不思議な出来事をスジンに打ち明けたピル。

ジェヒョンにナイフで刺されたピル。スジンの通報を受けた警察は救急車を手配し、逃走したジェヒョンを追う。

意見の相違から別々に市場調査を進めるバンソクとパラン。それぞれが製品化したいトッポッキを見つけるが、それでは顧客の心を動かせないとチーム長のウンジに一蹴されてしまう。バンソクの言葉にヒントを得たパランは思い出のある懐かしい店へ行き製品化の交渉をしようとするが、話すら聞いてもらえない。店主がパランに水を掛けて追い返そうとしていた時、バンソクが慌てて止めに入る。どうやらバンソクは店主を知っているようで…

２つ目のミッションとしてパスタ製品を開発することになったミールキッドチーム。社長からの指名でバンソクが１人で担当することになる。パスタにも苦い思い出があるパランは今回も浮かない顔。しかしバンソクを助けるため行きつけのイタリアンレストランへ行き、そこで偶然に別れた恋人のヨンゴンと出くわしてしまう。過去のつらい経験をバンソクに話したパランはワインを飲み過ぎて１人では歩けないほど酔っ払ってしまい…

就職先が自宅から遠いことを理由に引っ越しを考え始めたバンソク。酔ったパランを送っていったマンションで部屋探しをしていた親子に会い、あることを思いつく。一方、開発中のパスタはカネロニの代わりにリガトーニを使ってみるが、なかなかうまくいかない。そんな時、大家からもらったよもぎで作ったペーストとパランの発言をヒントに考えたメニューがチーム内でも好評を得るが、価格面で問題があると指摘されてしまう。

３つ目のミッションはテーマを“青春”にタッカルビ製品を開発すること。チーム長からタッカルビにまつわる青春のエピソードはないかと聞かれたバンソクは微妙な表情を浮かべる。タッカルビには忘れたくても忘れられない思い出があったのだ。ある日、引っ越し先のマンションで奇妙な音を聞いたバンソクは慌てて同じマンションに住むパランに助けを求め、部屋に来てもらう。パランはバンソクの部屋である物を見つけて驚く。

アイドル候補生として一緒にデビューを目指していたジェギョンがバンソクの前に現れた。ジェギョンは今も夢を諦めずデビューに向けて動いていたのだ。今はミールキッドの仕事が自分の夢だと言うバンソクを理解できず、もう一度チャレンジするよう説得してほしいとパランに頼むジェギョン。一方、パランのマンションを訪れたヨンゴンは部屋の前で親しげに話すパランとバンソクを見て、２人が同じマンションに住んでいることを知る。

ミールキッドチームが次に開発する製品はプデチゲ。担当者は社長作成のくじ引きで決まったペ・ギソンだったが、ある事情によってバンソクとパランが２人で開発することになる。バンソクの父親はプデチゲの達人だと知ったパランは秘けつを聞いてきてほしいとバンソクに頼むが、バンソクはなぜか浮かない顔をするのだった。ある日、１人でマンションの屋上にいたパランは偶然にバンソクと彼の母親が言い争う場面を見てしまい…

ジェギョンからバンソクが連行されたと聞き、慌てて警察署に向かったパラン。パランを車で送るため一緒に行ったヨンゴンはバンソクと２人きりで話をする。自分とパランの間にバンソクが入る隙はないと自信たっぷりに話すヨンゴンに対し、一歩も引かないバンソク。水害に遭った地域の野菜が売れなくなるかもしれないと知ったバンソクは、その野菜を使って見事にプデチゲのミールキットを完成させ自らスタジオでＰＲすることに。

母親のしたことが原因で世間から非難を浴びたバンソクはパランたちの前から姿を消してしまった。会社の評判が落ちたことにより売れ残ってしまったプデチゲのミールキットを売る方法を思いついたパランだったが、無理がたたり体調を崩して寝込んでしまう。一方、パランから頼まれてバンソクを捜していたジェギョンの元に突然、バンソクが現れる。ジェギョンからパランの具合が悪いと聞いたバンソクは慌ててパランの元へ向かう。

母親の職場を訪ねて同僚の話から意外な事実を知ったバンソクは、逃げずに自分の人生に向き合おうと決心する。その頃、ミールキッドチームには最後のミッションが与えられていた。パランは開発に取り組みながら、一方でヨンゴンを呼び出しプロポーズの返事を伝える。完成したミールキットを自ら番組でＰＲするパラン。引っ越しの準備中に番組を見たバンソクはその料理とパランの言葉に驚いて思わず家を飛び出し…

ヘランが空港でぶつかった相手こそ、謎に包まれた注目のプロゴルファー、ケビン・リーだった。

７年前。ヘランはテウクの子を中絶し、「ニュース９」のキャスターになることを優先した。テウクとヘランの初々しい姿は、既に遠い過去のものとなっていた。

関係をやり直そうとして、テウクがタイまで来てくれたと思ったヘラン。しかしテウクの目的は、その肩書きでヘランを後押しするという昔の約束を守るためだった。

ケビンの事故の他殺説が出ると、容疑者としてヘランが疑われ、たちまち社内でヘランとケビンが男女関係にあったのではないかとのスキャンダラスな噂も広まる。

カン刑事はヘランを頑なに疑うが、ケビンを解剖しても事故か他殺かの可能性は五分五分という曖昧な結果に終わる。

ヘランとケビンの関係を知ったウンジュはヘランに復讐しようと、ケビンのスポンサーからの違約金訴訟の弁護をテウクに頼んだり、テウクを自宅に招いたりして接近する。

ケビンの事件が検察に送致される。するとテウクは、韓国の司法とマスコミに絶対的な権力を持つゴールドムーン・クラブのメンバーであり…。

ヘランが、ケビン殺害容疑で緊急逮捕される。検察の執拗な取り調べにも一歩もひるまずに孤独に立ち向かうヘラン。

ヘランが釈放される。今回の緊急逮捕の背後に、ファニル鉄鋼とカンへ建設、そしてチョン議員らが潜んでいることに気付いているヘランは…。

ヘランはテウクに過去の秘密を語り出す。18歳の頃、貧しかったヘランは進学する費用が必要だった。

起訴されたヘランを弁護するために、テウクはカンユル法律事務所に移籍していた。目撃者も現れ、裁判は厳しい争いになるだろうとテウクは予想する。

事件の目撃者オ・ミンチョルは、ケビンを壁に打ちつけたのは男性で、その現場にヘランもいたと証言する。

第一審でヘランは無罪を言い渡される。ヘランを起訴したピョン検事は、カンユル法律事務所に動かされていたのにもかかわらず…。

ヘランは、ケビンの事件があった日にテウクが交通違反をしていたことを知り、テウクが真犯人なのではないかと疑い始める。

とうとうテウクがヘランに真相を告白する。カッとなった拍子にケビンを壁に打ちつけ、ケビンを死に追いやってしまい、すべてを隠してしまったと…。

スジンが勤めていた学校で聞き込みをしたホチョルは、彼女とソ・テファという生徒との不信な関係について知る。さらにスジンの友人ユ・ヒョンジから、2年前にスジンの母ユン・ミョンファが轢き逃げ事故にあって以来、彼女の人生が狂ったことを聞かされる。そんな中、ミョンファがベッドから落下、ミス・リーの付き添いで病院に運ばれるが…。

スジンに片想いしていたテファは、彼女と不倫関係にあった704号室のイ・ミョンウォンに金属バットで襲いかかり、殺人未遂でホチョルに逮捕される。ミス・リーはホチョルの元を訪れ、息子同然であるテファの釈放を要求。ホチョルはスジンの死因が窒息死で、妊娠中だったという解剖結果を見て、自殺に見せかけた殺人事件だと確信するが…。

事件の陰でそれぞれの思惑が絡む中、ミス・リーは、スジンの銀行口座に毎週入金していたのはミョンウォンだったのではないかと疑う。一方、釈放されたテファへの疑惑を深めていたホチョルは監視カメラの映像から彼の犯行を確信し、再逮捕へと動く。だが、テファは選手として出場予定の水泳大会から姿を消し、ある場所に向かっていた…。

スジンの家に忍び込んだミョンウォンを発見し、驚くホチョル。２年前ホチョルはミョンウォンが起こした交通事故を揉み消すが、その犠牲者はスジンの母だった。その頃ミス・リーとテファらは、スジンの家に設置された防犯カメラの映像からホチョルとミョンウォンの意外な関係を知ってしまう。一方、ホチョルもミス・リーのある秘密を知り…。