ジェニーの居場所を突き止めたヘラは、弱みを握ったのだから対等の立場だと彼を脅迫。そして、ニュース番組に生出演中のスヒョンにジェニーの写真を送り…。さらに、インジュンの叔父であるヒョン室長にテオとスヒョンの関係を密告するも、すでに手が回されていた。その直後、何者かに襲われたヘラはインジュンに助けを求める。

インジュンはスヒョン一家との会食を抜け出してヘラの元に駆け付け、暴漢に襲われてケガを負った彼女を抱きしめてキスをする。怯えきったヘラは、今夜は一緒にいてほしいとインジュンに告げ、彼の家で朝を迎える。テオは早く破談に持ち込めと急かすが、ヘラはそんな彼に反感を抱く。一方、インジュンは会社で劣勢に追い込まれ…。

父テ会長の残忍なやり方に憤るインジュン。テ会長に従う方が身のためだと、ヒョン室長から忠告を受ける中、ある重大な決心をする。事件後のヘラを心配するインジュンは、彼女と会いさらに想いを強める。その後インジュンはスヒョンの元を訪れ結婚できないと告げるが、スヒョンに全く聞き入れてもらえない上に衝撃的な言葉を放たれ…。

ヘラのためにすべてを捨てる覚悟を決めたインジュンは、土地も持ち株も手放すと告げて義兄であるジョンホを驚かせる。ヘラはインジュンの心を盗んだとテオに報告し、スヒョンに娘がいることを世間に公表すべきだと促す。結婚式の準備を進めていたスヒョンは、記者からテオと自分が交際していたという情報提供があったと聞かされて…。

インジュンが持ち株を放棄する理由に好きな女がいると踏んだジョンホ。その女がヘラだと知り、過去にもみ消した事件との関わりを感じ不安になる。その頃、インジュンは株譲渡の書類にサイン。一方ヘラは、インジュンへの複雑な想いを募らせ始める。そんな中、病院で姉の世話をしていたヘラは、インジュンから連絡を受けて…。

姉ヒョンジュは自殺ではなく、殺人未遂の可能性があると知ったヘラ。チャンスと当時の担当医を問い詰め、姉の診療記録を自殺と改ざんするように指示したのはインジュンだったと聞かされる。ショックを受けたヘラは、ヒョンジュの復讐を果たそうと決意。一方、スヒョンはテオに最後の情けをかけて香港に帰国するように促すが…。

インジュンと結婚して姉の事件の真相を暴こうとするヘラは、インジュンの継母ソンスクに結婚の協力を求める。ソンスクはインジュンを蹴落とすチャンスだと踏み、ヘラに手を貸す。翌日、ヘラは会社に出勤するも、体調不良で倒れてしまう。見舞いに訪れたインジュンは、彼女からすべてを捨てて自分を選んでほしいと言われ…。

経営権を放棄するというインジュンの言葉に激怒したテ会長は高血圧で倒れてしまう。ソンスクはこの機を利用し、インジュンがすべてを手放すまでテ会長を眠らせておくよう主治医に指示。一刻も早く経営権を握りたいジョンホは、株の譲渡を急かせる。インジュンはヒョン室長の警告を無視して、持ち株をジョンホに受け渡し…。

ヘラはヒョン室長からインジュンの元を去るようにと手切れ金を渡されるが、彼と別れる気はないと突き返す。その後、ヘラはすべてを失ったインジュンに、彼の母が靴を作りはじめた工場で再出発をしようと伝える。インジュンはヘラと一夜を過ごし、正式にプロポーズ。世間ではインジュンとスヒョンの結婚破棄が報道され…。

ヘラがヒョンジュの事件を調べていると知ったソンスクは、ジョンホを守るため先手を打つ。その頃、スヒョンとの破局理由を報道陣から聞かれたインジュンは、ヘラの目の前で一番大切なものに集中したいと伝える。一方、婚約破棄によってプライドを傷つけられ、泥酔状態でテオの家を訪れたスヒョンは、そのまま眠ってしまい…。

社員を激励するために工場を訪れたインジュンは、外回り中のヘラと会う。インジュンは会わせたい人がいると母の納骨堂にヘラを連れて行き、結婚相手だと紹介する。そんな中、４年前のインジュンの日記を盗んだヘラは、姉が倒れた日にインジュンが実家を訪れていたことを確認。ジョンミンから当時のことを聞き出すが…。

ヘラがインジュンに計画的に近づいた証拠として、テオの家で発見した手紙をインジュンに渡したスヒョン。テオにはヘラを殺して手紙の差出人を明かせば腎臓を渡すと取引を持ちかけ、真実を暴こうとする。その頃、インジュンは思い悩んだ末、自分に隠していることはないかとヘラに尋ねる。ヘラは素知らぬ顔でやりすごすが…。

ヒョン室長はジョンホの悪事を隠す代わりに、インジュンに経営権を分けて欲しいとソンスクに告げる。一方、インジュンはヘラが結婚の話が出る前からソンスクに会っていたと知り、彼女への疑いを深める。その頃、マッサージを頼まれてソンスクの邸宅を訪れたソニョンは、ジョンホの妻アジョンが密かに集めた録音テープを聞き…。

ヘラはインジュンから自分と結婚する理由を問い詰められるが、無言でその場から立ち去る。その頃、思いがけずヒョンジュの事件の重要な証拠を手に入れたソニョン。急ぎヘラに連絡するが、そこに車が通りかかり…。ソニョンがヘラのスパイだったことを知ったソンスクは、インジュンとヘラを陥れるため、ある策略を練る。

ソニョンの死にショックを受けるウィゴンは、ヘラに怒りをぶつけて家を出る。一方、チャンスと会って、ヒョンジュの事件を巡るヘラの秘密をすべて知ったスヒョン。インジュンに知らせようとするも、彼は電話に出ようとしない。その頃、ソニョンの死に打ちのめされていたヘラは、ある目的のためにインジュンの自宅を訪れていた…。

ジョンホの策略により、ゴールドグループの臨時株主総会が開かれる。ヘラに睡眠薬を飲まされたインジュンは株主総会に出席できず、ジョンホが会長の座に就任することになる。さらにインジュンは、ヒョンジュ殺人未遂の濡れ衣を着せられ逮捕。ヒョン室長はジョンホが真犯人だという証拠をそろえて警察署に向かうが…。

インジュンが逮捕されるも、素直に喜べず複雑な気持ちを抱くヘラ。そんな中、チャンスからヒョンジュの事件の真相を聞かされ、ソンスクとジョンホに騙されていたことを知る。自分の犯した過ちに気づき罪悪感に苛まれるヘラは、ソンスクとジョンホに復讐を決意。ゴールド製靴の社長になるために、ジョンホの元を訪れて…。

２年の服役を終えて自宅に帰宅したインジュンは、ヘラから受けた仕打ちを思い返す。その後、彼はやりたい放題のジョンホの前に姿を現わし、敵対心をむき出しにする。さらに、会社の入り口でヘラと出くわして…。ヘラはソンスクやジョンホに従順なふりをしながらゴールド製靴の社長を務め、復讐の機会をうかがっていた。

ジョンホの妻アジョンから彼女が録りためていた録音データを受け取ったインジュン。録音を聞いてヘラがソンスクに騙されていたと知るが、彼女を許すことはできず…。一方、スヒョンはインジュンの元を訪れ、ヘラの恨みを晴らすために手を貸すと告げる。ウィゴンの居場所を突き止めたヘラは、彼に復讐の協力を求める。

母ソンスクから政略結婚を強要され、激しく反抗するジョンミン。ソンスクは信頼を置くヘラに、ジョンミンの見合いの場を設けるよう頼む。その頃、インジュンはゴールド製靴を取り戻すため理事に株の譲渡を依頼するが、苦戦していた。さらに密かに会社へ侵入したことで、窮地に見舞われる。だが、そこにヘラが現れて…。

ヘラが陰で復讐を企てていたことを知ったソンスクとジョンホ。２人を呼び出したヘラは、ジョンホを取るかジョンミンを取るか、二者択一をソンスクに迫る。一方、兄や母に幻滅したジョンミンは持ち株をインジュンに譲渡し、ウィゴンとともに生きることを決意。インジュンはジョンミンを説得したのはヘラだと確信するが…。

インジュンは主治医と手を組み、テ会長を目覚めさせる計画を立てていた。一方、ヘラはスヒョンのトーク番組にゲスト出演。収録中、ゴールド製靴の裏金作りについて赤裸々に語りはじめたヘラをスヒョンは止める。しかし、刑務所に入る覚悟を固めていたヘラは、裏金に関する証拠をインジュンに渡してほしいとスヒョンに託し…。

ジョンホが開いた記者会見にテ会長を連れて乗り込んだインジュン。その場でジョンホの悪事を暴き、ソンスクにも自首を迫る。その後、ジョンホとヘラを潰すため裏金作りの資料を持って検察に向かうも、インジュンはヘラへの想いを捨てきれず…。その頃、ヘラは罪を償う覚悟を決め、ヒョンジュをチャンスに託そうとしていた。

ヒョンジュの意識が回復したと連絡を受け、病院に駆けつけたヘラ。目を覚ましたヒョンジュを見て、安堵の涙を流す。一方、インジュンはゴールド製靴の社長として会社に復帰。テ会長からは会社を任せると告げられる。そんな中、ゴールド製靴を訪れたテオは、自分に手紙を送った相手をインジュンに明かして謝罪するが…。

インジュンが真犯人を突き止めたことでヒョンジュの事件はすべて解決。ヒョンジュの病室を訪れたインジュンは、ヘラからの手紙を発見する。一方、テオはスヒョンに、香港へ帰る前にジェニーに会ってほしいと頼む。スヒョンはそれを拒否するが…。１年後、ヘラが釜山で靴工房を再開したことを偶然知ったインジュンは…。

海外ブランド、オリビエとの交渉のためファッションウィークに参加したヨンウン。仕事だけでなく恋愛もお手の物で、男性とベッドを共にするが名前も告げないままその場を去る。翌日、職場の上司であり友人のチスクの代わりに出向いた見合いの場でカメラマンのジェグクと出会う。早々と席を立ったヨンウンだが、仕事で問題が起きてジェグクの力を借りることとなる。無事に問題を解決してオリビエの元へと向かうのだが…

ザ・ワンの創立30周年イベントに向けて準備を進めるデザインチーム。効果的な宣伝のため大人気インフルエンサーのヘリンにオファーをするが、要望の多さに悩まされる。結局、ヘリンをゲストから外すことにするが、代わりになるメインゲストがなかなか決まらず暗雲が立ち込める。そんな時、ヨンウンの状況を偶然知ったジェグクは、ヨンウンを手助けしようと彼女にないしょでとある人物に電話をかける。

見合いをするはずだった人がパーティーで一目ぼれした人で、しかも世界的カメラマンのミスター・Ｊことジェグクだったと知るチスク。何としても彼を手に入れようと、仕事を言い訳に２人きりの場を作ろうとする。しかし鉄壁ガードのジェグクに負け、ドフンとスホも呼びヨンウンの家に押しかける。皆がワインをたしなむ間、ジェグクはヨンウンとスワンに起きたことを聞かされ、驚きを隠せずにいるが…

模倣品のせいで売り上げが伸び悩み、デパートの店舗の位置まで変えられてしまったソーノ。ファン代表はこの状況を打開するため、海外ブランド、クレールメリーとライセンス契約を結ぶようヨンウンに提案する。一度は提案を受け入れたように見えたヨンウンだが、最後までソーノと共に歩むと心を決める。そんな中、ジェグクと共にスワンの墓を訪れたヨンウン。自分は兄とは違うと告白するジェグクの姿に心が揺れるが…

来シーズンの準備に入るが、クレールメリーの立ち上げに向けて、生地や工場まで奪われてしまったヨンウン。自ら工場探しに出向くが、なかなか納得できる工場が見つからず困り果ててしまう。そんな時、別の工場で期間工として働くチェ室長を見かけ、考えにふける。一方、産婦人科で妊娠ではないと宣言されたミスクは大学病院で検査を受ける。医師から病名を聞かされたミスクは、衝撃を受けるが…