グムは泥酔したイヒョンを公園のベンチに寝かせるが、忘れ物を取りに行っている間にイヒョンの姿が消えてしまう。翌朝、イヒョンが目覚めると、目の前に大きな虎が横たわっていた。しかし状況を飲み込めないイヒョンは何事もなかったかのように自宅へ戻る。

オクナムが自分を仙女だと学生たちに言っていることを知ったイヒョンは、オクナムに人前で仙女だと言うなと告げる。イヒョンは虎のいる家に行ったのは夢ではないかもしれないと考え始める。そんな中、オクナムは仙界の掟を破った懲罰により熱を出していた。

熱を出した日の夜に介抱してくれたグムに、お礼としてハスの花を届けるオクナム。一方、夢の中でオクナムに“旦那様”と呼ばれたイヒョンは、オクナムが自分の記憶の中に存在しているような感覚を覚える。そんな中、グムはオクナムが好きだとイヒョンに告げる。

イヒョンは身に覚えのない記憶が脳裏をよぎる。オクナムに一緒に水浴びをしたことがあるかと唐突に尋ねるイヒョンに対し、オクナムは、イヒョンの記憶が戻ったのかと胸をときめかせる。グムはオクナムの家にある卵を触り、ヒビが入ったことをチョムスンに伝える。

興奮すると虎に変身するチョムスンの代わりに、BL小説の著者としてインタビューに応じたグムは有名人になってしまう。出勤したイヒョンは、研究室の助手たちからグムがショッピングに行ったと聞かされる。グムはあることが頭に浮かび、オクナムをそっと抱きしめる。

イヒョンは昨夜の無礼をオクナムに謝る。するとオクナムは、夫の生まれ変わりを捜していることをイヒョンに伝え、自分の夫なのかと尋ねる。２人の話を聞いてしまったグムは動揺を隠せない。イヒョンは、オクナムへの気持ちを認め、オクナムに告白するのだが…。

イヒョンは、なりゆきでグムとオクナムと３人でデートをすることに。体験型脱出ゲームに入るが、途中でイヒョンは過去のトラウマがよみがえり、その場に倒れてしまう。倒れたイヒョンを抱きしめ、必死に話しかけるオクナムの姿を見たグムは切なさをにじませる。

オクナムを夕食に招待したイヒョンだが、家にはハムスクが来ていた。イヒョンはハムスクを帰そうとするが、結局、グムとオクナムも一緒に４人で食事をすることに。イヒョンとグムが席を外すと、ハムスクはオクナムにイヒョンのことが好きだと宣戦布告する。

イヒョンは講義中に幻影を見たことをハムスクに相談する。一方、オクナムに会うためソウルに来たク先生、パク仙人、オ仙女。３人はチョムスンと偶然会い、ついにオクナムとの再会を果たす。そんな中、イヒョンは語りかけてくる鹿の幻影が見えるようになっていた。

イヒョンのよみがえった記憶を確かめるため、一緒に鶏龍（ケリョン）に行くことにしたオクナム。２人で行かせたくないグムも同行することに。道に迷った３人が山道を進むと、そこには仙界の花が咲いていた。その先で見覚えのある場所に出たイヒョンの前に、またしても鹿が現れ…。

オクナムとイヒョンがキスしているところを目撃したグムはショックを隠せない。その頃チョムスンは、盗撮されているとも知らずに仲良くなったギョンスルとキスを交わしていた。イヒョンは山で会った鹿に言われた言葉の意味を理解できず、苛立ちを感じる。

オクナムと会うことに気まずさを感じるグム。一方、チョムスンはギョンスルと連絡が取れなくなりもどかしい気持ちをグムに吐露する。チョムスンの話を聞いて触発されたグムは、オクナムが運命の人だと確信し、断ち切れない思いをオクナムに伝えることにする。

鹿が「私はあなた」だと言ったことを思い出し、混乱するイヒョン。オクナムはイヒョンが夫の生まれ変わりだと信じるが、グムのことが頭から離れず、罪悪感を抱いていた。その頃、イヒョンの前に赤い服を着た女の幻影が現れ、「復讐すれば終わる」と告げる。

グムはオクナムに会いに行くが、店が閉まっていたため家を訪ねる。しかし、あったはずの家がなくなり、オクナムからグムに１通の手紙が残されていた。イヒョンもまたオクナムが店を閉めたという噂を耳にし、オクナムが自分から去ったことに心を痛めていた。

グムが鶏龍（ケリョン）に向かったことを知り、イヒョンも急いで後を追う。オクナムと初めて出会った仙女の泉でオクナムと再会したグムは、自分が夫の生まれ変わりだと思うとオクナムに告げる。その頃、山道を歩いていたイヒョンは鹿の姿を見つけ、追いかけるのだが…。

イヒョンを捜しに山に入ったグムは鹿を見つけ、その鹿の正体が仙界にいた頃の友、巨門（コムン）星であることに気づく。一方、仙界の記憶がよみがえったイヒョンは、破軍（パグン）星に裏切られた復讐心から泉に火を放つ。その時、すべてを悟ったオクナムがイヒョンを止めようとするが…。

燃えさかる炎の中、オクナムの息子チョムドルが青龍に変身する。強い光が放たれた瞬間タイムスリップしたイヒョンは、それまで抱えていたトラウマの原因を見せられる。すべてを知ったイヒョンが現代に戻ると、青龍によってもたらされた雨により火が消えていく。

オクナムが仙界に戻って１年が過ぎ、グムはオクナムと再会できる日を心待ちにしていた。そんなある日、突然空から青い光が落ちてきてグムのもとにオクナムが帰ってくる。大学を辞め、ソウルを去ったイヒョンのもとにもオクナムが帰ってきたことが伝えられる。

アニマルコミュニケーターのイ・ソンウは相棒の猿レオと、獣医である恋人のヤン・ジュミ、彼女の愛犬ジュリエットと幸せに暮らしていたがソンウの浮気により2000日記念を目前にその幸せも崩壊してしまう。2人は別れることになり、ジュミは家を出る。別れを受け入れられないソンウは悪態をつくのだが…。

ジュミから別れを告げられたソンウは、酒を飲み大声を張り上げる。ジュミに男がいると考えたソンウは、彼女の勤務先である動物病院に乗り込み医院長であるミンジュンに食ってかかる。一方で、レオは情けない飼い主のために何とかジュミを呼び戻そうと、とある決心をする。

レオの悪だくみによって、ソンウからジュミにある和解の印が渡され心打たれるジュミ。一方、何も知らないソンウは新番組の美人ディレクターを食事に誘い、ちょっとしたトラブルで倒れ込んだ瞬間をジュミに目撃されてしまう。それを目の当たりにしたジュミは誤解し、ソンウの家を飛び出すのだが…。

お互いに未練を捨ててシングルライフを満喫しようとするソンウとジュミ。作戦の失敗を悟ったレオはジュリエットと駆け落ちを試みる。久しぶりに再会した2匹は楽しい時間を過ごすのだが、ソンウとジュミの仲は平行線のままだ。そんな中、ミンジュンがジュミへのアタックを開始し…。

ミンジュンと楽しそうに踊るジュミを目撃し、気を落としていたソンウの元にレオが現れる。レオはジュリエットが死にそうだとソンウに助けを求めに来たのだった。すぐに動物病院に運ばれるジュリエットだが、思いも寄らぬ診断にレオは驚がくすることに…。

ソンウとミンジュンはジュミをめぐり、事あるごとに衝突し、幼稚なケンカを見て周囲はあきれるばかり。ジュリエットが避妊手術をしていなかったことに衝撃を受けたレオは何もやる気がしない。そんなレオを放置して１人で撮影現場へでかけたソンウは、動物の声など聞こえるはずもなく大失態を犯してしまう。

人気アニマルコミュニケーターの肩書きはすべて真っ赤なウソだった。衝撃のニュースが報道され周囲の人々はソンウに白い目を向けるようになる。ソンウから意味深なメールを受け取ったジュミは彼を心配して家に向かう。そこで本物のアニマルコミュニケーターはレオであるとソンウから聞かされたジュミ。彼女の助けもあり、ソンウは記者会見ですべてを明らかにしようとする。

天才猿レオの活躍で命拾いしたソンウ。力になってくれたジュミへの愛を確信したソンウは、レオの力を借り元サヤ作戦を実行する。ジュミとミンジュンの仲は進展したように見えたが、ある日ジュミはキスを拒まれ疑心を抱くようになる。ウンギョンに背中を押されたジュミは真実を確認すべくミンジュンの元へと向かうのだが、中年の女性と楽しそうに歩く彼を発見してしまい…。

ジュミはミンジュンと言い争いになりやけ酒を飲み、そこにソンウが現れる。泥酔したジュミを負ぶったまま転んだソンウは、獣医の商売道具であるジュミの手にケガを負わせてしまう。責任を感じたソンウは看病し、ついにジュミに告白する。一方でミンジュンの元には謎の女性が2人訪ねてきた。

やり直そうというソンウに心揺れるジュミ。そんなジュミを何とか取り戻そうと、ソンウはプロポーズを決意する。一方で、ある人から電話を受けたミンジュンは急いでジュミの元へと向かう。そして、ソンウのプロポーズ大作戦の直前、ミンジュンが現れ…。

ポータルサイト業界１位のユニコーンに勤めるタミ。ユニコーンのトレンドワードから大統領候補の不倫に関する検索ワードが削除されたことで、ユニコーンのトレンド操作疑惑が浮上する。聴聞会が開かれることになり、タミは会社の指示で聴聞会に出席する。また、タミはゲームセンターで出会ったモゴンとお酒の勢いで一夜を共にしてしまう。ゲーム事業本部の会議に出席したタミは、モゴンがユニコーンのゲームの音楽を担当していることを知り…

モゴンのシャツにキスマークを付けてしまったタミはクリーニング代を渡して関係を断とうとする。しかし、モゴンはそれを受け入れようとしない。業界２位であるバロのCEOホンジュはタミをスカウトする。スカウトを断ったタミだが、聴聞会で国会議員の未成年者買春を告発したことでユニコーンから解雇されてしまう。クビになったタミはバロに転職して、ユニコーンを１位の座から引きずり下ろすことを決心する。