２回目の旅行に出かけたヒチョルとキボク。人気シェフのチェ・ヒョンソク、その娘ヨンスと愛犬のシベリアン・ハスキー、トゥイと会う。ペットツアーに参加することにした一行は、春川（チュンチョン）でカヌー体験をするためバスに乗り込む。道中で愛犬自慢を繰り広げるヒチョルとヒョンソク。一方、バンクーバーでは農村育ちのボングが人混みに戸惑いを見せていた。２日目、シフたちはボンギルのガイドで市内の観光名所を回るツアーをスタートする。

ボンギルから海上でBBQをすると聞いたシフは期待を膨らませる。観光客でにぎわう市場で食材を購入し、港に向かう。しかし目の前には想像とは違う小さなボートがあった。困惑しながらも乗船したシフ。船の上でおいしい食事を楽しんでいるとハプニングに見舞われる。ペットツアー中のヒチョルとキボクは、ドッグスポーツに挑戦する。フリスビーキャッチなど多様な種目に挑み、ヒチョルとヒョンソクの張り合いも続く。

シフは、ボンギルとボングを連れて自然を楽しむシフツアーに出発する。向かった先は観光地として有名なキャピラノ渓谷。ところが揺れるつり橋を目の前にしたボンギルは、ボング以上に怖がっていた。一方、メキシコ出身のクリスチャンと共に、ジミンはリゾート地として人気のカンクンに降り立つ。ヌッキムとナリにも親切なホテルのサービスに感動したジミン。翌朝、クリスチャンの案内でジミンはフェリーに乗って“女神の島”へと向かう。

カンクンで２日目の朝を迎えたジミンは、ホテルの部屋にあるプールでヌッキムとナリと一緒に遊ぶことにする。ジミンは入水を嫌がるヌッキムを少しずつ水に慣れさせる。カンクンを離れる前、ジミンはクリスチャンに特別な場所に案内される。バンクーバーでの最後の日、スタンレーパークでボングと自転車に乗って楽しんだシフは、次の目的地、カウボーイの街カルガリーへと向かう。シフとボンギルはカウボーイになるべく帽子選びにいそしむ。

ヒチョルとキボクは、元I.O.Iのメンバー、キム・ソヘとその愛犬ミルクと共に済州島に行くことに。しかしミルクは出会って早々、空港で粗相をしてしまう。済州島に到着し、目の前に広がる青い海にはしゃぐソヘ。ペットと一緒に食べられるレストランで舌鼓を打ち、初めてのアイスクリームにキボクは至福の時を過ごす。一方、カルガリーでカウボーイになりきったシフは、乗馬体験に向かう。シフは広大な草原を疾走する馬に感動する。

済州島での２日目、ヒチョルとソヘは目的地に向かう車中で互いの理想のタイプを語り合う。緑茶迷路に挑戦する２人は、進む方向をキボクとミルクに任せてゴールを目指す。負けたほうには罰ゲームが課される。カルガリーのシフは、ボングを犬の訓練センターに預け、五輪会場の跡地を利用したテーマパークに行く。全長510メートルのジップラインに挑むシフを横目にボンギルは怖じ気づく。さらに２人は高速ソリのボブスレー体験に向かう。

カンクンからメキシコシティに場所を移したジミンたちは、愛犬家が集う公園を訪れる。そこで犬のための移動式お風呂サービスを発見し、ヌッキムとナリを預けることにする。丁寧なサービスと料金の安さに大感激のジミン。その後、一行は伝統的な雰囲気を味わえるコヨアカンへと向かう。一方、カルガリーに滞在中のシフはキャンピングトレーラーを用意する。心を躍らせるボンギルとキャンプ用品を購入したシフは、ついにキャンプ場に到着する。

コヨアカンの市場を訪れ、クリスチャンが大学時代によく通った思い出の食堂でケサディーヤを食べて大満足のジミン。クリスチャンの実家訪問を前に、ジミンはヌッキムとナリと共に韓服姿で登場する。そんなジミンはクリスチャンの家族に大歓迎を受ける。キャンプを楽しむシフとボンギルは、BBQのあとに締めのラーメンを堪能し、トレーラーで一夜を過ごす。翌朝、美しいボウ川を横目にエメラルドグリーンに輝くルイーズ湖へと向かう。

最終日を迎えたジミンは、“メキシコのスイス”と呼ばれるバジェ・デ・ブラボに出発する。伝統料理を味わえる名店を訪れるが、そこで出された料理にジミンは言葉を失う。その後、パラグライディングの挑戦を前にジミンは怖じ気づくが、ついに離陸の瞬間が訪れる。一方シフたちは、マス釣りで有名なミネワンカ湖にいた。シフが釣り上げたマスを手に、旅の集大成としてBBQを楽しむことにする。そして一行はついに最後の目的地にたどり着く。

サンウォンがヨルムに「パパになってもいいか？」と聞くと、ヨルムは喜ぶ。しかし、その頃グミはヨンジンの思いを聞いて弱気になっていた。後日、ヨルムはサンウォンが父親になりたいと言っていた話をヨンシムに教えてしまう。

ギョンエの一言によって動揺するヨルム。ヨンシムはギョンエの身勝手な言動に激高し、ヨルムを絶対に渡さないと決意する。グミは混乱しているヨルムに、サンウォンが血のつながった父親だということをゆっくり説明していく。

サンウォンは結婚を許してもらうためにワン家を訪問するが、どこまでも突っぱねるヨンシム。ある朝、グミは体調を崩して薬局へ。代わりにヨルムを見ていたジェグクが居眠りしてしまい、その隙にギョンエがヨルムを連れ去る。

ヨルムの居場所を知ったサンウォンは急いで迎えに行く。その頃、ジェグクは責任を感じて自宅の前でヨルムを待っていた。無事に戻ってきたヨルムが、サンウォンと別れる際にとても寂しそうにする表情を見たジェグクは…。

ヨンシムがとうとうグミとサンウォンの結婚を許可する。サンウォンは家族と縁を切ることを決心し、ヨルムとグミとともに海外へ渡ることに。ところが、ミョンジャが偶然その話を知ってしまい、即座にジュノに伝えようとする。

ジュノが本気でグミとやり直したいと言い出す。あきれてその場を後にするグミ。サンミはその様子を見ていて大きなショックを受け、酒を浴びるほど飲む。一方、グムジュとソクホの関係は順調で、年内に式を挙げることになる。

ホテルにいるサンミを訪ねてきたジュノは、デソンも同じ部屋にいるのを見ても、もはや声を荒らげることもなく去る。サンミはジュノから別れを告げられるのを恐れる。その頃、グミはヨルムとサンウォンとともにミパ島へ向かう。

ジュノがホテルに来たのは離婚事由を作るためだったと知って、サンミは泣き崩れる。そのジュノはグミとの復縁について珍しくミョンジャに相談する。そんな中、ソクホは結婚後もミョンジャを同居させたいとグムジュに相談する。

離婚話を進めようと弁護士に相談するジュノ。サンミは、そんなジュノをソクホに説得してもらおうと必死だ。しかし、ヨンジンやギョンエも離婚した方がよいと言う。一方、グミは風邪の症状が治らず、病院を受診する。

医師から検査結果を聞いたグミはひどく動揺する。そして病気のことを誰にも打ち明けられず、１人で思い悩んでしまう。一方で、移住の準備が順調に進み、サンウォンは予想よりも早くに渡米できると思っていたのだが…。

倒れたグミに付き添ったジュノが、グミを自宅まで送る。そんな２人の会話を偶然耳にしたヨンシムもグミの病名を知ってしまう。すぐに入院すべきだと勧めるヨンシムに、グミはサンウォンには黙っていてほしいとお願いする。

ヨンジンは偶然グミの病気を知ってしまい、責任を感じる。一方、グミは病気と闘う覚悟をしたはずだったが、病院で同年代の女性が急いで運ばれる様子を見て恐怖に苛まれ、サンウォンに病気のことを打ち明けられなくなる。

グミは、サンウォンとヨルムを諦めるようヨンジンから頼まれる。どうすべきか悩むグミ。そんな中、ジュノがワン家にやってきて、サンミと離婚してグミを支えると宣言する。そのサンミがワン家から出てくるジュノを目撃し…。

グミがついにサンウォンに別れを告げる。事情を知らないサンウォンには寝耳に水の話だ。一方、ワン家の事情を知ったソクホは、結婚を延期しようとグムジュに提案して怒らせる。そしてグミはヨルムと距離を置き始める。

サンウォンと別れる口実として、グミはジュノとやり直すと嘘をつく。別の理由があるはずだと信じるサンウォンに、グミを諦める気持ちはない。サンウォンは、「３時に公園で待っている」とグミの留守電にメッセージを残すが…。

とうとうグミが病院に運ばれる。苦しむ姿をヨルムに見せたくないと考えて、グミはヨルムに旅行中だと電話で嘘をつく。そして、グミの入院を知ったジュノはグミの病室へ急ぐ。さらに、サンミもグミの病気について知り…。

サンウォンはグミを諦めることに同意する。ジュノは、そんなサンウォンが理解できず苛立つが、サンウォンは店を引き渡してヨルムとともに渡米することに決めてしまう。その頃、サンミはグミの病気について罪悪感を抱いていた。

突然、病室に現れたサンウォン。実は意外な人物がサンウォンにグミの病気を伝えていたのだ。グミは病気を秘密にしたことを謝り、ヨルムとサンウォンのために病気を克服すると誓う。一方、サンミはジュノと別れることに決める。

本格的な治療を前にグミは髪を切ることに。ヨンシムは複雑な思いで娘の髪にはさみを入れる。ある日、サンミが入院中のグミを見舞う。これまでのひどい仕打ちをグミに謝罪するサンミ。グミはそんなサンミにある言葉をかける。

治療は想像以上につらく、グミはサンウォンの支えで何とか闘病生活を送っていたが、幸いにも病状が安定したことで一時退院が認められてワン家に戻る。久々にヨルムとも顔を合わせたグミだが、チュ家にも挨拶に行くと言い…。

グミは旅行中に倒れ、移植のために白血球の型が合う人を探し始める。一方、ジュノと和解したミョンジャは偶然サンミと再会。サンミが留学すると聞いて、ジュノは医療ボランティアのためにソウルを離れる予定だと伝える。