“四川の仙女”と呼ばれた伝説の料理人パイの息子。史上最年少で特級厨師の試験に合格した料理の天才。幼い頃からパイの料理を食べていたためか、料理を一口食べただけでなんの材料や調味料が入っているかがわかる。美味しい料理で人々を幸せにする。

マオとカリンの母親。特級厨師で“四川の仙女”と呼ばれた料理の名人。夫が亡くなった後『菊下楼』を切り盛りするが亡くなる。美味しい料理で人々を幸せにするという精神をマオに伝える。

マオのお姉さん。母親のパイが亡くなった後、『菊下楼』をマオと共に切り盛りする。

マオがシロウの母親の窮地を救ったことがきっかけで強引に弟子入りする。いたずら好きで、メイリィと喧嘩ばかりしている。特級厨師のマオを尊敬している。

広州の有名な菜館『陽泉酒家』の副料理長。実際は料理長ルオウがほとんど店にいないため、仕切っている。態度や顔は怖いがいつもマオを気にかけている。

『陽泉酒家』の副料理長チュウユの娘。マオより一つ年上のガールフレンド。マオと共に旅へ出て、良きパートナーとしてマオを助ける。活発で気が強い反面、泣き虫なところも。

『陽泉酒家』の総料理長。50年に一人出るか出ないかの天才と呼ばれた特級厨師。ふだんは酒を飲んでのんびり過ごし、店の方はチュウユに任せている。

皇帝直属の大厨房で長年総監督官を務めた中央料理界の重鎮。四川に行った際、疲労困憊して『菊下楼』に立ち寄り、パイの作った”幻”の麻婆豆腐を食べて感動する。そのときの感謝の気持ちから、その息子のマオを後押しをしてくれる。