フランスの片田舎で、貧しいながら母親と幸福に暮らしていたレミは自分が捨て子という出生の秘密を知り、愛する者、親しんだ土地から引き離されることになってしまいます。誇り高い旅芸人ヴィタリスと犬三匹、猿が一匹という一座と共に旅することになったレミ。持ち前の明るさと元気で一座をもり立てていきますが、吹雪の峠越えで二匹の犬たちを失ってしまいます。また、ヴィタリスも病に倒れ、「前へ進め」という言葉を残して亡くなってしまい…。
家なき子レミ
フランスの片田舎で、貧しいながら母親と幸福に暮らしていたレミは自分が捨て子という出生の秘密を知り、愛する者、親しんだ土地から引き離されることになってしまいます。誇り高い旅芸人ヴィタリスと犬三匹、猿が一匹という一座と共に旅することになったレミ。持ち前の明るさと元気で一座をもり立てていきますが、吹雪の峠越えで二匹の犬たちを失ってしまいます。また、ヴィタリスも病に倒れ、「前へ進め」という言葉を残して亡くなってしまい…。 |
1話ずつ視聴105円(税込)/3日間 |
第1話会員見放題 |
第2話〜第9話パック価格:840円(税込)/14日間 |
第10話〜第17話パック価格:840円(税込)/14日間 |
第18話〜第26話パック価格:840円(税込)/14日間 |
レミ・バルブラン(声:堀江美都子) 明るく元気な10歳の女の子。フランスの片田舎シャバノン村で育つが、生まれた場所は分からない。特技は歌を歌うこと。養父のジェロームに人買いに売られそうになったところをヴィタリスに助けられ、以後ヴィタリス一座と旅を続ける。 |
ヴィタリス(声:山野史人) 犬と猿を従えてフランス中を回っている旅芸人の老人。バイオリンが得意。「前へ進め」が口癖。一見怖そうにも見えるが、とても優しい。学校に行ったことのないレミに文字を教えてくれる。 |
アンヌ・バルブラン(声:弘中くみ子) 夫のジェロームがパリの街角に捨てられていたレミを見つけた。その後、パリに出稼ぎに出たジェロームに内緒でレミを育てる。 |
ミリガン(声:山田栄子) トゥールーズの町で、事件に巻き込まれたヴィタリスの無罪を訴えるレミを信じ、優しく接してくれたイギリス貴族の夫人。赤ん坊の時にさらわれた自分の娘を捜している。 |
アーサー(声:冬馬由美) ミリガンの息子でレミより2つ年下。足が悪く、車いすでの生活を余儀なくされている。もう歩けないかもしれないと知り絶望していたところをレミに説得され、生きる決心をする。 |
ガスパール(声・福田信昭) ヴィタリスの知人の甥。パリで身寄りのない子供を奴隷のようにこき使い、働かせている極悪人。ミリガンからお金を巻き上げようと企む。 |
マチア(声:安達忍) ガスパールの所に住んでいる少年で、子供達のリーダー。バイオリンが得意。悲惨な毎日でかたくなになっていたが、レミの素直さに惹き付けられる。 |
リーズ(声・かないみか) ガスパールの所にいる幼い少女で花売りをしている。 |
ジョリクール(声:佐藤智恵) ヴィタリス一座の猿。人懐っこくて、根っからの芸人猿。いたずら者。 |
カピ ヴィタリス一座の犬。責任感が強くてリーダー格。イタリア語で「かしら」という意味のカピタールが名前の由来。 |
ゼルビーノ ヴィタリス一座の犬。とってもクール。「ゼルビーノ」はイタリア語で「おしゃれ」。 |
ドルチェ ヴィタリス一座の犬。みんなについていくタイプ。「ドルチェ」はイタリア語で「優しさ」。 |
放映期間:1996年9月1日〜1997年3月23日
話数:全26話
原作:エクトル・マロ 作『家なき子』
96年文化庁こども向けテレビ用優秀映画作品賞受賞
【スタッフ】
脚本:島田 満、小山眞弓 音楽:服部克久 キャラクターデザイン:大城 勝 作画監督:大城 勝 井上 鋭、丸山宏一 美術監督:川口正明 プロデューサー:瀧山麻土香、佐藤賢一 演出:楠葉宏三 他
【オープニングテーマ】「愛について」 歌:さだまさし
【エンディングテーマ】「しあわせの予感」 歌:Youca