漢神を導き出す特殊な能力を買われ「蛮社改所」の奇士となる。幼い頃「異界」に迷い込んだことがあり、それ以来、特別な力を持つようになったという。もとは旗本の嫡男だった。
優秀な蘭学者だが「蛮社改所」の頭取を務める。自分の主義主張を隠し、天保の改革推進者である鳥居耀蔵の指示に従うなど、日々鬱屈した想いを抱いている。
日比谷の地下に存在する「前島聖天」の神主にして奇士。表に出るときは、女装することも。蘭学者たちから押収した銃や大砲などを使用して妖夷を討つ。
歌舞伎小屋に生まれた少女で奇士。男として育てられたため、男のような言動をする。歌舞伎の道具を用いて妖夷を討つ。衣装を巫女に変えて舞うと妖夷を鎮めることができる。
体術に優れた「山の民」で「蛮社改所」の奇士。素手で妖夷と戦う術を身につけている。古代の獣の骨を加工した武器を使う。
異国人の血を引く少女。馬の雪輪を連れている。素性を隠し見世物小屋で曲馬乗りしているとき、往壓と再会するが……。
往壓の馴染みの町人で、博打打。往壓の前に、いつもふらりと現れる。
天保の改革の下、南町奉行として市中の取締りを行う。「蛮社改所」が組織されるのを黙認する代わりに、往壓を奇士に迎えさせる。往壓のことを知っているようだが……。