迷界のホテル“グレゴリーハウス”の主人。この世界のストリーテラーな存在。胡散臭い老ネズミで、人の心を弄ぶのが趣味。神出鬼没で、気になることを呟いては去っていく。
グレゴリーのママ。若さに対する執念は凄まじく、現実に未練を残した魂を主食とすることで、その美貌(!?)を保っている。推定年齢800才…?? ほとんど妖怪の域に達している。
かつては勃興貴族のお屋敷に住んでいた毛並みの良い飼い猫。相続争いで主人を失い、現実逃避した魂は生ける屍となり、グレゴリーハウスを彷徨うことになる。
太い注射器を小脇に抱え、人に採血を強要するのが趣味というトカゲの看護婦。彼女の持つ注射器には、一回の採血をすれば患者を瀕死の状態に追い込む威力がある。