型式番号RX-0。通称ユニコーン。地球連邦軍の委託を受け、アナハイム・エレクトロニクス社が極秘裏に進めていた『UC計画』の下、開発された試作モビルスーツ。全身純白に輝く機体に頭部の一本角が特徴。
NT-Dと呼ばれるシステムが発動した、ユニコーンガンダムの真の姿。発動時には機体性能、特に機動性能が飛躍的に高まる。このシステムは搭乗者の任意ではなく、特定の条件を満たすことで自動的に発動する。
型式番号RGZ-95。Zガンダムの量産を目的に開発されたRGZシリーズの1機。BWSで代用したリ・ガズィに対し、可変機構の弾力的運用を前提に設計された。変形機構はメタスの方式に差し戻すことで簡略化。
リゼルの隊長機仕様。一般機とはバックパックの形状が異なるほか、大火力のメガ・ビーム・ランチャーを標準装備としている。
型式番号RGM-89D。ジムシリーズに代わり連邦軍の主力機となった汎用MS。様々なオプションが用意されており、作戦や環境に応じた仕様変更が可能。
型式番号RGM-89S。汎用MSとして非常に優秀で安定した性能を示すジェガンの特務仕様機。増加装甲とスラスターの追加によって総体的な性能向上が図られたほかに、ジムIIIの運用思想も引き継いでいる。
型式番号NZ-666。サイコミュ搭載MS。武装、推進器、ファンネル・コンテナといった複数の機能を集約したバインダーの増設とサイコフレームの使用によって、クィン・マンサと同等の火力を維持している。
型式番号MSN-06S。『袖付き』の首魁フル・フロンタルの専用機。アナハイム・エレクトロニクス社から強奪された試作MS。その圧倒的な戦闘力と真紅の姿は、見る者にかつての“赤い彗星”を連想させる。
型式番号AMS-129。『袖付き』の主力MSであるギラ・ズールの親衛隊仕様。シナンジュと連携を取る必要があるため、推力の大幅な強化が図られている。外見的にも攻撃的なシルエットに改められている。
型式番号AMS-129。紫色に塗装された、フロンタル親衛隊隊長アンジェロ・ザウパー専用のギラ・ズール。長距離支援用のビーム兵器であるランゲ・ブルーノ砲・改を使い、シナンジュの戦闘をサポートする。
フル・フロンタルが座乗する『袖付き』の旗艦。過去の『シャアの反乱』時のネオ・ジオンの旗艦であり、総帥シャア・アズナブルの座乗艦でもあったレウルーラを修復し、そのまま使用している。艦長はヒル大佐。
型式番号AMX-009。第一次ネオ・ジオン戦争で開発された量産型重モビルスーツ。U.C.0096ではMS-09“ドム”の運用思想に基づいた新兵装と『袖付き』の装飾を与えられ、“パラオ”を防衛する。
型式番号AMX-006。第一次ネオ・ジオン戦争にて大量投入された、AMX-003“ガザC”の発展機である量産型可変モビルスーツ。コストパフォーマンスに優れ、多数の機体が“パラオ”に配備されている。
U.C.0093年の『第二次ネオ・ジオン戦争』時より実戦配備されている、地球連邦軍ロンド・ベル隊の旗艦。新型ミノフスキークラフトが搭載され、その稼動試験のため地上に降ろされている。艦長はロンド・ベル隊司令を兼ねるブライト・ノア大佐。
『第一次ネオ・ジオン戦争』におけるハマーン・カーンのネオ・ジオンが設計した兵器案を元に、地球のジオン残党軍が6年をかけて開発した巨大MA。『袖付き』の援助と技術供与を受け、最新鋭のサイコミュ技術であるサイコフレームを採用しており、大口径メガ粒子砲による圧倒的な攻撃力と、リフレクター・ビットを駆使した鉄壁の防御力を誇る。また複合型の潜航/浮上システム、ミノフスキークラフトとホバー推進を併用したその巨体は、水陸両面において見かけによらない静粛性と機動性能を発揮することができる。パイロットはロニ・ガーベイ。
RX-0の2号機。先行して重力下での稼働試験を含んだ最終調整を施され、さらには専用設計の増加サイコフレーム装備「アームド・アーマー」を新たに与えられているなど、1号機と比較した完成度ははるかに高い。