昭和38年春、西日本最大の広域暴力団明石組とライバル神和会との代理戦争とも言うべき広島戦争は日ごとに激化していった。明石組系の打本組と広能組、神和会系の山守組は対立の様相を呈し、血なまぐさい暴力事件が相次いでいた。抗争は遂に市街戦に及び、一般市民をも巻き込む事態に、警察は暴力団壊滅頂上作戦を展開して…。
シリーズ最大の山場を迎え、最高の観客動員を記録した第4作目。敵対する2つの広域暴力団の代理戦争となった広島抗争。中でも、世間に暴力団撲滅キャンペーンが渦まく中、台頭した新しい戦後世代の人間模様を実録タッチで描きます。現実と演技の区別がつかないほどの俳優陣の迫力は特筆もの!!
1974年/日本/101分 配給:東映
監督:深作欣二 脚本:笠原和夫
キャスト:菅原文太、小林旭、梅宮辰夫、黒沢年男、山城新伍、松方弘樹、小林稔侍、志賀勝