総長・盤田殺しの汚名を背負い、仁龍会を追われる身となった滝沢。滝沢への憎しみを抱き、浩一は三代目として生きる決意を固めたのだった。仁龍会の実権を握ろうとする亀井、倉田組、そして関東への進出を狙う関西の飛鳥連合。滝沢は総長から託された形見のドスを握り締め、仁龍会を、そして三代目を守るため、一人戦いへと赴く…。
『修羅がゆく』シリーズと並ぶ、竹内力主演・本格派仁侠Vシネマシリーズの第2作。主題歌「終(つい)の道」を歌う竹内力の美声も聞きごたえ十分。総長の形見である神刀が、男を仁義に駆り立てる。伝統の一家を揺るがす内部抗争。竹内力が、任侠まっしぐらの主人公を熱演します。
2000年/88分
監督:福岡芳穂 脚本:加藤正人・福岡芳穂
キャスト:竹内力、遠藤憲一、坂上忍、松田優、菅田俊