昭和46年12月の沖縄。沖縄やくざ組織は「沖縄連合琉盛会」を結成したが、琉盛会の一派を成す国頭派内で内部抗争が勃発。結果、国頭派は壊滅。残る一派の大城派は、琉盛会を独占化におき、本土系暴力団と手を結ぶ手はずを整えていた。国頭派の内部抗争は大城派の企みであったことを知った国頭会の残党は…。
本土復帰を翌年に控えた昭和46(1971)年。沖縄やくざ組織の凄惨な内部抗争と、沖縄やくざ対本土系暴力団の血みどろな戦いを描くハード・アクション。脚本は『新仁義なき戦い 組長最後の日』の高田宏治と『ウルフガイ 燃えろ狼男』の神波史男が共同で執筆。監督は『狂った野獣』の中島貞夫、撮影は『ラグビー野郎』の赤塚滋が担当。
1976年/日本/95分
監督:中島貞夫 脚本:高田宏治 神波史男
キャスト:松方弘樹、渡瀬恒彦、千葉真一、地井武男、成田三樹夫、梅宮辰夫