ある日の夕方、桜庭館ではコスプレファッションショーで盛り上がっていた。実は明日からの明立大学の大学祭で、写真部はコスプレ喫茶を出展することになり、その衣装合せをしていたのだ。ティナ、妙子、繭が次々と衣装を変えていくなか、なぜか葵も体操着姿に。そして、薫はウサギの姿に!“コスプレ喫茶アニマル”のプラカードを持つため、ウサギの着ぐるみを着ることになってしまったのだった。そして、翌日。衣装合せの甲斐があってか、ティナ、妙子のコスプレ喫茶は大盛況!! しかし、突如始まった“お客様とおふれあいタイム”こと、ヘビやカエルの登場に店内は大パニック。“喫茶アニマル”にちなんで、お客にアニマルに触れてほしいと、ティナが爬虫類をペットショップから借りてきたのだ。おかげで、店内は壊滅状態、お客の姿はなくなってしまう。大学祭は今日も入れて3日間。これからどうしようと思案にくれる写真部一同。そんなとき、大学祭に遊びに来ていた葵が、みんなのためにお茶を入れる。
「そんなに落ち込まずに、お茶でも召し上がって下さい。」
その葵の入れたお茶の旨さに驚くみんな! 安物のお茶の葉で入れたはずなのに、葵が入れると本当に美味しいのだ。そして、そのお茶を飲んだ写真部・鈴木部長はあることを閃くのだった!