恵まれた貴族の立場に甘んじたくはないと、遅ればせながら生活の見直しを始めたアリス少尉。そんな彼女に、ハンクス大尉から新たな任務が下る。崩落したトンネルの復旧だ。さっそく実動小隊は南部の村にシールド車を運び込み、地元住民に工事を発注する。だが、かつて同様の復旧作業でタダ働きさせられた村人たちは帝国を信用せず、仕事の受注を拒否。やむなくアリスは自らツルハシを振るい、少しでも作業を進めようとするが、意地を張って食事を抜いていたために倒れてしまう。翌朝、貴族としての誇りと誠意を見せ、なんとか住民たちの信用を得るアリス。だが、そのとき、小隊になついていた村の少年が思わぬ事故に巻き込まれてしまう。