ハルヒの家を訪れた環たちホスト部員。父親の蘭花から、ハルヒがロベリア女学院の生徒たちと出かけたと聞かされる。ロベリア……、忘れたくても記憶から消えてくれないヅカ部の乙女たち。ハルヒを再びヅカ部に引き入れようとしているのかと、環たちは蘭花とともにハルヒ奪還作戦を立てる。その頃、ハルヒはロベリア女学院ヅカ部で「追憶のセニョリータ」公演の稽古をしていた。この日は、ロベリア女学院ヅカ部創設者の誕生日を祝う撫子デー。その特別公演をヅカ部が予定していたのだが、主演の役者が出演できなくなってしまったのだ。紅緒から代役を頼まれ、断れなかったハルヒ。そのまま、舞台にあがることになってしまう。もちろん演技経験はゼロ。そんなハルヒに初舞台しかも主演の荷は重い。客席で、環たちはハルヒ奪還のチャンスを窺う。だが、紅緒の本当の目的は他にあった。なんと、ホスト部に対抗するため、ハルヒのキスを奪おうとしていたのだ。