幼少のギューマにバスケを教えた男は、ショーグンと言った。彼はヒデヨシの父なのか……? マスコミが詮索するなか、地球チームのメンバーは様々な思いを胸に、ヒデヨシの帰りを待っていた。そのヒデヨシ。地球チームに戻る気はないのか、宇宙船にタダ乗りをしていた。ホームレスと間違えられても構わない。向かう先──ゴル星に行けば、何か判るんじゃないか、と。不安と希望が入り混じった感情を抱きながら、航海していた。すると、見知った男と遭遇。インチキジャーナリストのズッキーニである! ゴル星に着いたふたり。早速、ズッキーニが動いた。──お前、自分の父親がどんなヤツかも知らないんだろ? ズッキーニは、言葉巧みにヒデヨシを挑発する。スクープを狙っているのだ。ヒデヨシは反感を覚えながらも、その言葉に乗って……。