ついにチューダーとの最終決戦が始まった。ミッドランド軍の先陣を務める「鷹の団」。“友とは自分と対等の者”というグリフィスの言葉が頭から離れないガッツは、戦いに没頭することで、その言葉を忘れようとする。一方、体調の悪いキャスカは剣にいつもの切れがなく、敵将アドンに苦戦し、次第に追い込まれてゆく。その危機を救ったのはガッツだった。しかし失神したキャスカを助けようとした瞬間、アドンの放った矢がガッツを捉え、キャスカ共々崖から転落してしまった。転落後、洞窟に身を潜めたガッツとキャスカ。ガッツはキャスカに熱があることを知り、かつて自分がそうしてもらったように、キャスカの体を自分の体で暖める。