難攻不落のドルドレイ城塞に挑む「鷹の団」。「鷹の団」として剣を振るうのはこれが最後とすでに心に決めたガッツは、隊を率いて敵陣の中央を突破しようと切り込んでいく。その勢いに押され、チューダー最強の紫犀聖騎士団も、その陣形を崩されていく。しかし、一度は敵陣に食い込んだ「鷹の団」だったが、突如撤退してしまう。ゲノンはグリフィスに執着し追撃をかけるが、実はそれは城塞の守りを手薄にするグリフィスの策だった。隙を突いて一気に城内に攻め込んだキャスカたちは、中に残っていたアドンを制し、城塞を制圧。一方ガッツはボスコーンと一騎打ち。お互い一歩も引かない激しいぶつかり合いが続き、ガッツの剣が折れてしまった!! そんな危機的状況を救ったのは、なんどゾッドであった。ゾッドの投げ入れた剣によって辛くもボスコーンを破ったガッツ。総崩れになったチューダー軍。ゲノン総督は必死にグリフィスに命乞いをするが、グリフィスは、何のためらいもなくゲノンを一突きするのだった。