新たな新事実として梧桐組を狙った一連の事件は、クロウディアの裏切り行為によるものだったのか? 戸惑う玲二に、釈明をせず行方をくらましたクロウディア。その事実だけで裏付けとしては十分だった…。即座にマグワイヤから、クロウディアと部下の玲二の抹殺指令が下る。キャルの身を案じ自分の部屋へと急ぐ玲二。だが、組織の動きは早く、駆けつけた玲二の目の前で住処は爆炎を吹き上げる。呆然とその場に座り込む玲二。キャルの名を叫んでも返事は…無かった…。取り戻したかに見えた日常は、再び玲二の手からこぼれ落ちてしまった…。全てを失った玲二は、あの廃工場へと向かう…。何もかも、ここから始まった…ならば、終わるのも…ここがふさわしい…。