次のパイロットとなったモジは、戦闘が終わったら自分の心臓をある友人に移植したいとコエムシと田中に願い出る。モジは施設で育っており、ナギという男の子、ツバサという女の子の3人でよく一緒に遊んでいたという。そのナギが、中学1年の春に突発性心筋症という難病を発症していたのだ。余命1年と宣告されたナギは「ずっと3人でいたいんだ」と涙ながらに訴える。それに心打たれたモジは、自分とナギとのドナーとしての相性を診断してもらう。結果、2人は数万分の1の確率といわれるフルマッチの状態だった。モジの心臓なら、ナギに移植しても拒絶反応は起こらない。既にジアースと契約していたモジは、この時に決意を固めていたのだった。