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駒沢が気迫でもぎ獲ったポールポジション。だがマシンはクラッシュし、決勝では使えなくなった。「平、駒沢にクルマ譲れ」。パーセックの坪巻の言葉は、新人のカペタが“セカンドドライバー”だということを示していた。上を目指すためには実績が要る。けれど一晩でエンジンを載せ換えただけのスペアカーで結果を出すのは無理に等しい。案の定、練習走行ではマシンがほとんど曲がらず……。決勝直前、カペタはある調整を提案し、その一点に望みをかけた。