最後の暗黒の塔に辿り着いたミコ。巫力を集中し、塔を浄化しようとすると、またしても剣が震え出す。黒巫女が追いかけて来たのだ。これまでと違って、黒巫女は全力でミコを攻撃する。勇気が挫けかけるミコを、タキツヒメが澄み切った瞳で励ます。再び戦意を取り戻したミコが逆に黒巫女を追い込む! その瞬間、何者かが黒巫女をかばうように抱きしめる。驚くことにそれはクルスだった! 遅れてやってきたシスタが目撃したもの、それはクルスが黒巫女を抱きしめる姿。…やはり敵だった。怒りのミコとクルスの緊張が高まるなか、シスタが暗黒の塔を目指して駆け抜けていく。かつてヤオの者に心の隙間を突かれて敗北しかけたことを思い出し、決意を固めたのだ。もう二度と同じ過ちは繰り返さないと。ミコに代わってシスタが暗黒の塔を浄化していく。それを痛恨の表情で見つめるクルス。だが、最後の暗黒の塔が消滅したはずなのに、世界は混沌として…!?