美月は第1話の脚本を読んで愕然とする。企画書と内容が全然違う。上司の梅宮に相談しても、スポンサーには「原作者は脚本を書いた高原先生」ということになっているからと、取り合ってくれない。そこへ「本物の原作者」から連絡が。相手はなんと高校生! 美月は原作者・大泉直人と、高原に直談判することにした。だが、高原は企画書の要素は全て入っていると、書き直しには応じない。美月の助けもあって懸命に食い下がる大泉。それなら君が全話の構成とプロットを書くこと、これが脚本書き直しの条件となった。思わず逃げ出してしまう大泉。追いかけてきた美月が言う。PDにはなったけど自分もどこか逃げていた。でも逃げてばかりいたら自分の夢の刑事ものには絶対たどり着けない。だからこれからは本気でPDをやる! それを聞いた大泉も覚悟を決める。自分もヒーローものは夢だったからと。脚本問題も解決、次は現場のスタッフと初顔合わせ…だったが!?