雑誌で見かけた読者モデルに夢中になる汐。いつものように浮かれて暴走する汐の様子に純夏は落ち込む。件の読者モデルは、クラス委員長で成績優秀でスポーツ万能ではあっても自分が汐好みの「かわいい女の子」ではないと思っている純夏にとって、汐の理想と自分自身のギャップを思い起こさせる存在なのだった。思い悩む純夏を気にかけていたクラスメイトの朱宮正樹は、純夏に「村雨さんはかわいい」と告げる。その言葉に俄然自信を取り戻した純夏は、告白を決意して汐の家を訪ねる。だがいざ汐と向き合うと、なかなかタイミングが掴めないのだった。