“十兵衛は宗朗とキスを交わすことで剣姫(マスターサムライ)になる”――驚きの事実が判明すると、千姫は宗朗に無闇にキスをしないようにと厳命を下す。だが、幸村はこれに真っ向から異を唱えた。大日本を覆う影の脅威がある以上、宗朗のキスが剣姫を生むのであれば、その力を封印するのは間違いであると。そして、その事実を確認するために自分にキスをせよと迫るのであった。しかし、千姫がこれを黙って見過ごすわけもなく、幸村と徳川生徒会の新たな戦いが始まってしまう。そんな戦いのなか、幸村の胸の中には熱い何かが生まれつつあった…。