コメリカによる高レベルエスパー開発実験により、キャロラインの中に生まれた人格、キャリー。大学時代の皆本は、幼い人格だったキャリーを育てた親代わりであり、キャリーにとってかけがえのない存在となった。だが、母体であるキャロラインのため、キャリーは自らの存在を封印し、二人には悲しい別れが訪れた…。そして現在、なぜか再び目覚めたキャリーは、皆本をバベル本部から誘拐、コメリカ政府による追跡チームから逃走していた。逃走のなかで、かつての感情をよみがえらせる二人。一方、チルドレンは皆本を取り戻すべくキャリーを追おうとするが、蕾見に制止され、監禁されてしまい…!?