特待生チームをノーヒットに抑えてきた吾郎。1点差のまま9回裏、夢島組の最後の攻撃も2アウトランナーなし。「みんなよくやったよ」と言う国分に、「みんな必死なのに、お気楽にまとめるな」と怒る吾郎。その国分が最後の代打に指名される。吾郎に「僕だってこの試合勝ちたいさ!」と告げてから打席に立つ国分。吾郎は、国分を素直に激励する。国分の打球は…起死回生の同点ホームラン! 吾郎も3塁打で続き、夢島組は一転、さよならのチャンスを迎える。そのとき、静香のアナウンスがついに「ピッチャー・眉村」を告げた。…眉村の実力は桁外れだった。バントの名手・草野をスリーバント失敗に抑え、試合は延長戦へ。10回表、今度はその眉村が打席に立ち、吾郎との勝負にのぞむ。