寿也のホームランで同点に追いついた吾郎たち2軍チーム。1軍のピッチャーはエース・榎本に交代する。だが次の8回表、渡嘉敷や大場たち特待生が守備につくことを拒否する。吾郎の勝手な勝負に、なぜ自分たちがつきあわなければならないのか、というのだ。静香が命令しても聞かない特待生たちに代わり、夢島組の三宅たちが名乗り出てそれぞれ守備につく。特待生でもひとり薬師寺だけは、グラウンドへ出て行く。慣れないポジションについた夢島組は、吾郎を助けようとしてかえってエラーを連発。寺門の奮闘はあったが、再び1点をリードされる。8回裏の2軍の攻撃は、榎本の変幻自在の投球の前に手が出ないまま。そのとき、眉村がバットを持って立ち上がった!