「病気じゃなイカ?」
イカ娘が体調を崩して倒れてしまった。人間と同じ生活をしていた為、夏バテになったと見立てたれもんの一同はイカ娘に夏バテ対策を施すのだが一向に回復の兆しが見えない。高熱で完全に寝込んでしまったイカ娘から栄子が聞いた病名は、人間界には存在しない謎の奇病だった。その病気にかかるとエビが…。
「新能力じゃなイカ?」
たけるに指摘されて頭に備わっているヒレ状のピコピコが動くことに気がついたイカ娘。そのピコピコに秘められた能力が意味不明の為、れもんの一同は頭をひねる。攻撃用なのか水中コミュニケーション用なのか、はたまた空中飛行用なのか。結論は出ないまま…。
「ささなイカ?」
雨の中、買出しに付き合うことになったイカ娘は、栄子から借りたビニール傘に興味を示す。自らに似通った形状、雨粒をブロックするバリヤ機能。傘にただならぬ親近感を抱いたイカ娘は、調子に乗って傘を振り回して水滴を撒き散らすのだが、高機能の傘が目に留まり!?