夕方、帰り道を歩く竜児と大河のもとに、息をきらせて駆けてきた亜美が、真剣な眼差しで竜児に助けを求めてきた。亜美は後をつけられていた不審者から走って逃げてきたのだ。事情を知った大河はセキュリティの堅い自分のマンションで亜美をかくまうことに……。亜美は大河の憎まれ口に対し「本当の自分なんて、見せる気ないっての」と言い返す。その言葉にニヤリとした大河はある行動に出る。翌日、ひどく疲れた顔をして登校した亜美とは対照的に、大河は大好きな北村から頼み事をされて上機嫌!! それは亜美の友だちになってほしいという頼みだった。