竜児と大河が訪れた泰子の実家には、初めて会う祖父母、そして竜児の計画にまんまと乗せられ、十数年ぶりに実家の敷居をまたぐことになった泰子が待っていた……。その晩、竜児と大河は祖父母や大河の両親、仲間たち、みんなに祝福してもらえるような幸せを築こうと誓い合う。翌日、ふたりは泰子とともに東京の高須家へと帰って来た。竜児が晩御飯の仕度をしている間に実の母親が残した留守電を聞き終えると、大河はふと思う。「私はもう逃げない」と! 自分は竜児のために変わらなければならないと決意した大河は、思いも寄らない行動に出る!!