屍怨 -ひび-

あらすじ

明治時代。貧しい大工の与吉は、妻と娘を引き連れ格安の長屋物件に引っ越ししてくる。しかしその部屋の壁には大きなヒビが入り、不気味な穴がいくつも開いていた。やがて娘が「穴から黒い手がのびてくる」と言って怖がり、妻も部屋の不穏な空気を察知するようになる。実はそこはかつて、恋人の裏切りに遭った男が非業の死を遂げた場所だった。

ストーリー

江戸時代、恋人だと思っていた女に夫がいることが発覚し、姦通罪に罰せられたひとりの男。無残な殺されかたをしたその男の怨念が、江戸時代から明治時代へと連鎖していくさまを描くエロティック時代劇ホラー。男の怨念が巣食う長屋物件に引っ越した一家が、未曾有の恐怖と対峙させられる。じめじめとした陰湿な世界観がさらなる恐怖をあおる！

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