【あらすじ】
幕末の京都。勤皇佐幕両派が争っていた時期、沖田総司(水)は過激派浪士の取締りを使命とする新選組で一番隊組長の位置にあった。元治元年の夏、祇園で刺客に襲われた沖田。直後、にわか雨の中で芸妓・玉勇(白羽)に出会う。壬生の新選組の屯所に、山崎丞(未来優希)が、桂小五郎(柊巴)の居所を見つけたと駆けつける。沖田は副長の土方歳三(音月桂)らと祇園に向かうが、怪我を負っている桂にあえて剣を抜かなかった。桂を見送った沖田は玉勇と偶然に再会し、翌日会う約束をする。恋の始まりだった。ある日、沖田は血を吐いて倒れ、医師にあと2年の命と告げられる…。
1976年、汀夏子により雪組で初演された日本物の名作再演。幕末を駆け抜けた新選組・沖田総司の短くも激しい青春の姿を、恋物語に焦点を当てて描く。’07年雪組全国ツアー公演・千秋楽をお届けします!
07年/雪組/全国ツアー/キャスト:水夏希、白羽ゆり、音月桂 ほか