島中で、泥棒による被害が急増していた。そのどれもが、米や野菜など食べ物を狙っての犯行で、犯人の手がかりはつかめないまま。そんなある日の朝、まちの顔にいくつもの米粒がついているのを見たあやねやりんたちは、犯人は彼女ではないかと疑うようになる。その後、あやねたちがまちの後をつけてみると、案の定、彼女は至るところで盗み食いをしていた。そんなまちに真相を問い詰めるあやねたちだったが、彼女は島を荒らす泥棒とは無関係だと断言。しかし逆に、疑いをかけられたまちは黙っていなかった。被害に遭った住民たちに対し、率先して聞き込みを始め、これまでの事件発生現場の位置から、次の発生現場を予想。それをもとに、行人たちは手分けして見張りをすることになった。