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ハリス謁見が無事終わり、胸をなでおろした良庵だったが、伊東玄朴に急用と呼び出される。玄朴によれば、寝不足と診断された将軍家定の病状に、疑問を持った奥医師の一人・多紀元迫から内密の相談を受けたという。良庵は、緒方洪庵の蔵書を調べてみようと大阪に向かう。寝ずに調べる良庵に洪庵は一冊の医学書を渡すが、それは全て英語で書かれていた。本を持って江戸に戻った良庵は、訳して貰うため、ヒュースケンに会わせろと万ニ郎に頼むが…。