【あらすじ】
日本神話のヤマトタケルの「誕生から死」に至るまでの話を軸に、日本の美しい四季を重ね、九州、沖縄、中国地方、東北地方等の民俗舞踊が繰り広げられる。気鋭の三味線奏者・上妻宏光氏がクライマックスシーンの音楽を担当。イザナギ(瀬奈じゅん)とイザナミ(彩乃かなみ)によって、大八島に国が造られ、八百万の神々が造られる。春のYAMATOの国、英雄オウス(瀬奈じゅん)はオトタチバナヒメ(彩乃かなみ)と出会い、互いに惹かれ合う。クマソ征伐を命じられたオウスは、サルメ(霧矢大夢)、サダル(大空祐飛)を道案内にクマソに向け旅立つ…。オウスはヤマトタケルの名を授かり、ようやく愛する国へ帰りつくも、今度は東国遠征の命を受ける…。
宝塚には伝統芸能、民俗舞踊を扱った数多くの作品があり、財産の一つとなっている。それらに再びスポットを当て、洋楽のリズム感や華やかさを織り込み、古典の面白味やエッセンスを込めた宝塚ならではのショー作品。
’07年/月組/東京宝塚劇場/キャスト:瀬奈じゅん、彩乃かなみ、霧矢大夢、大空祐飛 ほか