ブラジルの亜熱帯地帯マングローブに囲まれたエスピリトサント。文明から切り離されたかのような極貧の村に暮らす住民たちは、泥沼から貝類を捕獲して生計を立てていたが、水質汚染の波が押し寄せ、漁業が壊滅状態に追い込まれてしまう。やがて感染は人体にも影響を及ぼし、村人の皮膚はただれ、膨れ上がっていく。さらには悪臭漂う泥沼の中から突如、ゾンビが襲いかかってきたのだ。
世界の映画祭でカルト的人気を誇る、ブラジル出身のホラー作家ロドリゴ・アラガオの長編初監督作にして、グロテスク描写が満載のスラッシャー・ホラー。密林に覆われた極貧の村を舞台に、水質汚染とゾンビ襲撃に見舞われた村人たちが繰り広げる、阿鼻叫喚の地獄絵図を描く。900ガロンもの血糊を駆使して撮影された豪快な生首切断、頭部破壊、内臓破裂など、血しぶきまみれの惨劇に戦慄が走る!
2008年/ブラジル/105分/日本語字幕版
監督・脚本:ロドリゴ・アラガオ
キャスト:ワルデラマ・ドス・サントス、キカ・オリヴェイラ、リカルド・アラーリョ