ついに夜会が始まった。雷真の初戦の相手はフレイではなく、自ら順位を落としたロキだった。ロキとの戦いの最中、夜々を庇い、ロキの攻撃をまともに受けてしまう雷真。その傷は大きく、そのまま気を失った雷真は担架で運ばれていってしまう。自分を庇ったことで雷真に怪我を負わせてしまったことに責任を感じる夜々は、我を忘れて泣きじゃくる。そんな夜々をいろりはそっと抱きしめて落ち着かせようとする。翌夜、交戦フィールドでは、雷真が怪我の治療のため欠場となったため、ロキとフレイの戦いが始まろうとしていた。フレイを見下すロキに対し、フレイは先制攻撃を仕掛けるもあっさりと防がれてしまう。逆にケルビムにいたるところを斬り裂かれ倒れ込むラビ。とどめとばかりに、ケルビムからブレードが振り下ろされたそのとき、フレイから魔力が吹き出し、ラビの姿が変貌する。