宇宙ステーション・ファウンデーションII、通称ステルヴィアへ向かうため、宇宙港にやってきた片瀬志麻15歳。見送りに来た家族にいとまを告げる志麻だが、母の千秋は娘が一人で宇宙学園行きを決めたことが気に入らない素振り。涙を隠し通して志麻を送り出す千秋、そして志麻も母に泣き顔を見せず、気丈に宇宙へ飛び立って行くのだった。志麻が重力船で隣合わせた気さくな少女・アリサ・グレンノースもステルヴィアの新入生。「Welcome to Stellvia」肉眼視できるほどフジヤマがステルヴィアに近づいた時、一行の目前にオーバビスマシン・ケイティの大編隊による華麗なアクロバットが広がった。町田初佳ら本科生の新入生歓迎会だ。「私たちもあんな風に飛べるのかな…」憧れの眼差しで見つめる志麻に友達になろう、と握手を求めるアリサ。志麻のステルヴィアでの生活がこうして始まろうとしていた。