宇宙ステーション・ステルビアにもクリスマスイブが訪れた。ウルティマに帰るりんなのお別れ会も兼ねたパーティーの準備に大わらわの一同。そんななか、志麻とやよいの表情は優れない。志麻を傷つけようとした初佳の嫉妬は、2年前にやよいに重傷を負わせる事故を引き起こしていたのだ。その初佳は2つの事件を起こした咎で、退学処分を受けようとしていた。処分を聞いて部屋を訪れた志麻に、包み隠さず劣等感を明かす初佳。志麻は、かつて自分が初佳に感じた悔しさを、その気持ちに重ねあわせるのだった。その帰り、よく志麻が光太に悩みを相談したインフィの格納庫。悔しいって思うことはない? と言う志麻に「自分の気持ちが伝わらないって悔しいよ…。それが好きな人ならなおさら…」と光太、いきなりのキス。見つめあう瞳に今、映るのは互いの姿のみ…。