「一般的な恥じらいです」
新年早々、シノたちの初日の出ドライブに連れ出されたタカトシは、続いて初詣にも付き合わされる。人ごみのなか、はぐれないようスズのツインテールを手首に結んでいたタカトシだったが、シノたちの姿を見失ってしまう。
「制服は半脱ぎが相場だよ」
桜才学園がバレンタインを迎えていたころ、コトミはスズに臨時家庭教師をお願いして、受験の追いこみをしていた。そして試験当日、偶然コトミの面接を担当した横島先生は、その天然かつエロネタを織り交ぜた受け答えに、大きな可能性を感じ始める。
「君なりの露出プレイじゃなかったのか?」
試験を無事に終えたものの、不合格の夢を見てため息が絶えないコトミ。だが合格発表当日、コトミは掲示板に自分の受験番号を発見する。うれしさのあまり思わずガッツポーズを決めたコトミは、夢かどうかを確かめるため、シノにある場所をつねってもらう。