「もっと前に出たい、上を目指したい」と願うミス・モノクロームにレースクイーンと登山レポートの仕事を持ってくるマネオ。レース場で、レースクイーン姿で立っていたモノクロームは、爆走するレーシングカーと、実況の「前に出るのは誰か!」というあおりに刺激され、走ってレーシングカーを抜いて優勝してしまう。モノクロームが表彰台で大歓声を受けるなか、マネオはプロデューサーに頭を下げる。怒ったプロデューサーに登山レポートの仕事を断られてしまったモノクロームは、KIKUKOの富士山登頂の記事を雑誌の中に見つけ、自分も山に登れば注目を浴びられると考える。さっそく高尾山に登るモノクローム。しかし、どこにも取材陣の姿はない。「もっと高い山に登らないとダメなの?」。モノクロームは高みを目指すあまり、火星のオリンポス山登頂を果たしてしまうのだった。