仕事帰りに路地を歩いていたミス・モノクロームは、電柱の影から突然現れた見知らぬ老人から、CDデビュー決定の知らせを受ける。レコーディングやジャケット撮影をこなしていくモノクローム。マネオは老人にお礼をしつつも、この話を不思議に思っていた。しかし老人は「これはゴールではない。ただのスタート」だと2人に告げる。雪が降り始めるなか、モノクロームはミカン箱の上に立って路上ライブで熱唱する。その姿に感動して拍手を送るマネオとルーちゃん。そんな時、小さな女の子がたった1人、一生懸命に拍手をしてくれるのであった。雪が薄らと積もるぼろアパートに戻ってきたモノクロームは、アイドルとしてもっと頑張っていくことをマネオに誓う。「メリークリスマス」とあいさつを交わす2人。ソリがトナカイに引かれて雪の舞う空を飛んでいく。それに乗っているサンタは、モノクロームにCDデビューのチャンスをくれた老人であった。全ての人に幸あれ。