ユウキ・タツヤとの再戦を果たし、そして勝つ――。それだけが、レイジをガンプラバトルに駆り立てるモチベーションであった。しかしユウキの突然の辞退によって、それがなくなった今、よりどころを失いレイジはあてもなく街を彷徨う。ユウキと再戦できない悔しさはセイも同じだ。そんな二人を見ていたチナは、言い知れぬ不安を感じていた。ユウキと戦えなくなったレイジは、このまま、どこかへ行ってしまうのではないか…。しかし、セイはレイジを信じることを誓い、未だ戻らぬ彼を想う。時を同じくして、レイジの目の前には、ユウキ・タツヤの姿があった。そして、彼の手にはザクアメイジングが握られていた…!