ヴァンパイアのブラドは、悪魔に命を助けてもらう代わりに、ある少女の面倒を見ることになる。彼女は悪魔の手によって誕生した少女・セツナと言い、百日間セックスを禁じれば一人前の女ヴァンパイアになるという。だがその約束を破ると、ブラドも女も死んでしまうというのだ。渋々セツナの面倒を見ることになったブラドだったが、一方のセツナは街へと繰り出し青春を謳歌し始める。
ピンク映画界の巨匠であり、話題作『苦役列車』の脚本も担当する奇才いまおかしんじが、ヴァンパイアと人間、そしてその中間に位置する少女との三角関係を描いたエロティック寓話。半人前のヴァンパイア少女が、悪魔に百日間のセックス禁止令を強いられるなか、人間の牧師との禁断の愛に堕ちていく。愛とセックスと青春の狭間に悶絶するヒロインにふんしたのは、人気セクシー女優の由愛可奈。
2012年/日本/81分 R-15
監督・脚本:いまおかしんじ
キャスト:由愛可奈、和田聰宏、忍成修吾、辰巳ゆい、倖田李梨、団時朗